恐るべしネット社会/国債残高増恐ろしや

13年乗ったプリウスの買い替えを考える時期を迎えた。あと1年車検はあるが、聞くところによると、車種によっては、納車に一年以上かかる場合もあるという。そこで新年早々乗り換えを考え始めた。これが難しい。新築の家同様、いろんな条件が複雑に絡む。

 

電気自動車かハイブリッド車かガソリン車か、また軽自動車か普通車か、新車か中古車か、大きく言ってもこれだけの選択肢がある。

 

プリウスを下取りに出すか、売り払うかで、まずどのぐらいの値が付くか概要を調べようとして、ネットで調べ始めた。ところが、それを知るには電話番号と住所を知らせないといけない。ちと、いやな気持であったが、車にしか使わないというので、電話番号と住所を記入した。

 

まあそしたら、すぐ電話が来た。トップはあの〇ックモーター。その後続々ときた。恐るべし。うるさいので、2時間後登録を取り消してもらった。その後、ネットで何か見ると、車買い入れの情報がどこに行っても付きまとう。恐ろしや。こんな調子じゃ、俺の何かの情報なんか、きっとダダ洩れなんだろうな。

 

俺は、俺を、知らない人に知られたくない。

 

会社が金儲けのため個人データーを集めるのも気持ち悪いが、政府が個人データーを集めるのは、気持ち悪い以上に、怖い。

 

マイナカードにいろんな情報を紐づけという現政府の方向は、恐ろしく怖い。行政効率にはいいと思うが、効率ばかりを優先しては困る。他に大事なものがある。

 

・・・・

NHK+「国際報道」で、ドイツのショルツ内閣が揺らいでいるというニュースを見た。

世論調査では、不満が82%、満足が17%なのだそうだ。(岸田内閣と同程度、しかし、こちらは政権党の法令違反の問題という低レベル、恥ずかしや)

 

それを見てまた日本が心配になった。日本の国債残高の激増である。

 

ショルツ内閣は、コロナ禍で発行した国債の残りを農業関係への援助に転用したが、それを憲法裁判所が、違憲と断じたというのである。それでやむなく援助を縮小したことに対して、農業関係者などが不満を持ったというのである。

 

番組では、ドイツは敗戦後のハイパーインフレーションの反省から債務ブレーキ制度があって、国債発行が厳しく制限されていて、この憲法裁判所の判決になったのだそうだ。

 

残念ながら、債務ブレーキ制度についての詳しい説明はなかった。

 

しかし、日本も、ドイツと同じく敗戦後ハイパーインフレを経験し、国債発行は厳しく制限されていた。

 

ところがどうだ。高度成長が終ったころから、日本では、国債残高はうなぎのぼりだ。債務ブレーキなんて事実上ない。

 

下り坂の日本に、借金に対するブレーキがない。大丈夫なんだろうか。恐ろしや。

 

ネットで調べると、ドイツでは憲法に当たる基本法で、政府債務は、GDPの0.35%が上限とのことである。これは、どうやら毎年の予算での制限のようである。日本の場合

予算を認めるのは、国会だけれど、国会がブレーキになってない。

 

故に、GDPに対する政府債務残高の割合は、2022年現在、日本は、260%。ドイツは、66%。アメリカ120%。中国77%、英国101%、フランス111%ということになる。(世界の経済のネタ帳より)

 

他国に比べて成長力の弱い日本大丈夫か?

 

広島サミットに出席していた米国大統領が、議会で財政支出を認められないかもという事で、おろおろしてた姿を思い出す。

 

 

大丈夫か、日本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まるで別な国ー映画「秋刀魚の味」を見て

妻がビデオにとっていた映画「秋刀魚の味」(小津安二郎監督)を見た。同じ日本なのに、まるで別な国という感じを受けた。1962年制作なので、この辺の設定かな。とすると、高度成長前半時代。父親が娘を嫁にやる話で父親の情愛がしっとりと心に響く。しかし現代との違いを大いに感じた。

 

⓵結婚の出会いがお見合い中心という事。今お見合いで男女が結婚するという事があるんでしょうか。1981年結婚した私はお見合いでしたけど。わが団塊世代(70代半ば)は、お見合いが多かったんだろうか。現在の60代や50代でお見合い結婚という人はいるのかな。

 

②結婚すべきだ、という社会の圧力が強かったこと。私も母に早く嫁を貰えと結構うるさく言われました。今は親もそんなこと言わないのではないかな。映画のように、親も子も結婚という事に縛られ生きていくのは良くない。個人の好き勝手でしょうと言いたい。子供を持つかどうかだって個人の好き勝手がいい。現代の方が自由でいい。その結果、少子高齢化が進んでもやむなしである。異次元の少子化対策なんて言ってないで、少子高齢化に見合った社会を作るべきでしょうね。

 

③男親が娘に頼る一方、娘が親の面倒を見るのが当たり前という考えがあった。家制度の残滓があったのかな。現代から見て、個人が家に縛られていて、息苦しい。

 

④元軍人が元気に仕事をやり会社や社会を動かしていたこと。

高度成長は、戦争を経験した連中が指導的地位にあり、戦後生まれの若者が現場で働いたという構造だったのでしょうね。この若者たちは、他世代を圧倒する数があり、低賃金長時間労働に耐える性質を持ち、若い故新技術にも適応できたので、日本が経済発展できたと思う。

 

また、主人公の男(笠智衆)は、元駆逐艦長で、飲み屋で元の部下に聞かれて「戦争に負けてよかったじゃないか」と言い、また部下は、「嫌な奴らがえばってましたからね」という。

元軍人・戦争経験者が戦後の反戦・平和の気分を醸成してたと思う。自衛隊強化・日米安保体制という主流(自民党)の対極に、非武装中立を唱えた社会党が一定程度の支持を得た基盤でもあったのだろう。安全保障政策上、1½政党制というのは、案外いいものだったかもしれません。

 

⓹「今日はお風呂たてたか」と父親が聞 く。娘「いいえ」。この家の主人公は、会社の重役で、この家は、中流以上だろう。だのに風呂を焚いてない。そういえば1973年~3年間世話になった私の下宿は、隔日の自宅風呂であった。当時は、都会では、自 宅のおふろはぜいたくで銭湯利用が多かったのだろう。1960年代初頭は、総じて貧乏だった。ところで現代、都会では銭湯が主流なんだろうか、自宅のふろが主流なんだろうか。多分自宅風呂なんでしょうね。いや、シャワーだけかな。

 

⑥同監督の「東京物語」でも感じたが、言葉に念を押すと言うか、繰り返しが多い。どうしてだろう。丁寧という事か?主人公の「いやー」で終わっちゃう会話も特徴的だな。

 

⑦父親が娘を嫁にやって、寂しい(親の愛)というのもこの映画のテーマの一つと思うが、現代でも寂しいと思うんだろうか。自分も二人の娘を嫁に出したが、その時寂しいと思ったか?うーん、記憶にない。

 

⑧ところで、秋刀魚。この秋冬、なんと一回しか秋刀魚を食ってない。いや高くて食えなかった。売ってる数もごく少なかった。私の小学校・中学校時代の弁当のおかずは、秋刀魚が多かったのになあ。弁当のおかずに、肉や卵はめったになかった。勿論ハム・ソーセージ・ハンバーグなどはなかった。

 

買い物主任の私から見て、現代では、魚はおおよそ肉(鳥・豚)より高い。かつては逆だった。魚が安かった。・・・あ、第一、今は給食か。

 

やはりまるで別な国だ。

 

 

 

 

 

ヤッホー、流れ星を見たぞー/えー、逮捕者ひとりでおしまいかよ/読書備忘

昨夜は、本を読んで夜更かし。11時就寝。それでも加齢のかなしさよ、4時に目が覚める。本を読んで時間つぶし、6時30分明るくなり始める。散歩に出る。風が強く寒い。宇多川土手でストレッチをしてた時、南の空、左から右へ流れ星が流れた。もう明るいのに流れ星だよ。結構大きな小惑星なんだろうな。いいものを見た。

 

しかし、どうもこの流れ星、気分的には兇星だ。うーん、辺野古埋め立て強行、自民の裏金犯罪、能登地震志賀原発事故、麻生の台湾応援戦争発言、大河原化工捏造事件等々、良くない出来事が影響してるかなあ。

 

帰って朝食を食べて、孫を幼稚園に送りだした後、なんとなくTVを見てると、例の自民党の裏金作り、一人の逮捕者でおしまい、という情報。ほんとかい。そりゃないだろう。4000万円だろうが数百万円だろうが、法律違反だろう。それを見逃すのかい?どうもおかしいなあ。派閥幹部は、お目こぼし?おいおい、悪者を懲らしめるため検察官になったんだろ。

 

検察頑張れ!国民が応援してるよ。

検察官じゃない国民の皆さま、かなり近くなった総選挙で、少なくとも裏金を懐に入れた連中を落とそうよ。野党に投票すればいい。棄権は、裏金つくり認めてることになるよ。法律違反を認めてることになるよ。

 

 

で、このところ読んだ本の備忘録。

 

和田秀樹「70代で死ぬ人、80代でも元気な人」

→著者の別な本と似た話。印象に残った話「一日を自分の思い通りに生きていけるのは人生の理想。それは、どんなに元気でも若いころにはできなかったこと。それが高齢期で出来る。高齢期こそ、即ち人生のピークだ」(原文通りではない)

 

昭和陸海軍の失敗(半藤一利秦郁彦保阪正康黒野耐。戸髙一成ほか数名)

→「文芸春秋」主催の座談会収録。有名な日本陸海軍の将軍たちについての批評会。

→組織論・人柄・教育論等視点が様々であり、有名軍人のエピソードもあり興味深い。

→私の主要関心事は将来の戦争防止である。その手掛かりとしての歴史=アジア太平洋戦争はなぜ起こったか=防止できなかったか、についてのヒントにはならなかった。

 

小杉健治「残り火」(小説)

→一気に読まされた。最後にあかされる真相にはびっくり。

→痴漢の冤罪で自殺した息子の為、その親が殺人を犯すとか、有能な弁護士が妻の死でダメになるなど、無理筋が多い。

→それでも読まされるのは、小杉の人間や社会を見る目の温かさだろうか。

 

横山秀夫「第3の時効」(小説)

→これが、めっちゃくちゃ面白い。さすが横山秀夫。事件も面白いが、刑事連中の人物が面白い。この刑事連中が、手柄競争の一方、協力もする。犯人連中も面白いね。続編もあるとか、チャンスがあったら読んでみよう。上の「残り火」より3倍面白い。

 

 

 

 

 

 

安保法制は、危険で損な戦略だ

麻生太郎が、訪米中に「台湾有事の場合、日本の存立危機事態と政府が判断する可能性が極めて高い」と言った。日本政府の公式見解ではないけれど(公式見解?まさかね)政権党の副党首かつ元首相だからね。中国を刺激してさらなる軍拡競争を進める方向

に引っ張る。

 

さて、

存立危機事態とは、2015年自公が成立させた安保法制の一つである武力攻撃事態法で規定されたもので、日本に直接の攻撃がない状態でも、日本が武力を行使する要件の一つである。

 

存立危機事態の場合、密接な関係のある他国への武力攻撃に対して、日本が武力を行使するというものである。いわゆる集団的自衛権の行使である。

 

要するに、麻生の言うのは、日本政府は、中国が台湾に武力侵攻した場合、それを「日本国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される危険がある」(武力攻撃事態法の一節)と考え、中国に対して武力攻撃(反撃)するというものである。

 

もし本当に中国による台湾への武力侵攻があったら、日本は、中国空母・潜水艦・駆逐艦上陸用舟艇・人員・弾薬・物資運搬船等を攻撃する。中国上陸軍へのドローン、無人機、ミサイル攻撃、戦闘機爆撃機での攻撃をする。さらに一昨年末閣議で決めて、整備しようとする敵基地攻撃能力を使うことになる。これは、中国本土を攻撃できるミサイルを発射するという事である。

 

この場合、中国はどうするか。日本の自衛隊・民間艦船及び嘉手納・佐世保・岩国・横須賀等々自衛隊基地・米軍基地を攻撃する。全面戦争になる可能性がある。核の使用もあるかもしれない。

 

勿論、麻生だってこういう事態を望んでいるわけではないだろう。多分。軍事的抑止力で中国の台湾侵攻を抑えようとするために言っていると思う。ただこれは、中国の軍事力増強を後押しする。つまりは軍拡競争の激化になる。

 

軍事的抑止力は、相手の攻撃に対してそれ以上の攻撃をする用意をしておき、それは、相手にとって犠牲が大きいので、相手が攻撃を断念するという戦争防止の手段である。

 

これは、相手が合理的判断をするという前提に立つ。合理的判断の中核は損得勘定である。

 

しかし、人も国家も合理的判断をいつもできるわけではない。窮鼠猫を噛むという事もある。帝国日本のように大局を見る能力がない場合もある。正義は我にありと思う場合損得勘定を捨て去る場合もある。メンツという事もある。

 

 

さて、

現在、殆どの国家が、北京政府が中国の正統政府で、台湾を独立国と認めていない。米日も同様である。米日が集団的自衛権を行使した場合、内政不干渉・領土不可分とい国際法の原則違反になる可能性がある。世界の国の過半数が、中国側に立つ可能性もある。つまり正義は、北京政府にありと思うかもしれない。損得勘定で、北京政府につく可能性は高い。下手すると、米日が、ウクライナ侵略者であるロシアと同じにみられるかもしれない。つまりは、ドンバス地方(ロシア)=台湾(米日)という構図である。


麻生も日本だけで抑止するとは考えていまい。麻生の軍事的抑止のよって立つ根拠は、米国の軍事力である。ところがこの米国が、中台戦争の場合、台湾を助けるかが怪しい。民主党のバイデン政権が、独立国ウクライナを武器支援しかしないのだから、中国の一地方である台湾を助けるため、米国が軍事力行使する可能性は極めて低い。共和党はなおさらである。トランプでは、尚さらさら(笑)である。私は、台湾と日本だけが中国と戦い、米中はテキトーな所で妥協する可能性が高いと思う。損するのは日本だけという事にならないか。

 

なのに麻生は、台湾を助けるため、日本政府が軍事力を使うという。苟も元総理・現政権党副総裁だからなあ。本気じゃないよね?日本政府は麻生の言う通りの選択をするのかい。そうじゃないだろう。

 

そうでなければ、

少なくとも日本政府は、何らかのルートで、中国政府に、麻生発言は日本政府の正式の考えではないと伝えておくべきだ。立民は、麻生発言を批判すべきだ。米国だってあいまい戦術(中国の軍事侵攻にどう対処するかについて)なのに、麻生はバカだなあ。

 

中国は、今のところ損得勘定・合理的判断をするだろう。しかし、経済破綻した場合が怖い。国民の目を対外緊張に向けさせ、政権安定を図るのである。その時は台湾侵攻があるかもしれない。

 

 

日本国は、せっかく憲法9条があるのだから、そして、それを作らせたのは米国だから、そして唯一の戦争被爆国なんだから、米国のもともとの意思に沿って(笑)、安保条約の範囲内(日本国領域内への攻撃に対してのみ、日米共同で対処=1999年周辺事態法以前=厳密な意味での専守防衛)で行動すべきである。米国がそれが嫌なら、安保条約をやめればいい。世界でも有数の軍事力を持つ自衛隊がある。

 

中国とは、日中共同宣言・平和友好条約の筋で行けばいい。尖閣は、国際司法裁判所

に決めてもらうという方針で、最悪の場合、尖閣を獲らせて、その非を訴える作戦が良い。

 

南西諸島・沖縄がとられるかもなんて向きもいそうだが、中国の台湾所有の根拠が領土不可分の原則故、同様の理屈で南西諸島・沖縄も日本のものという論理は、中国にも世界にも通用する。

 

それよっか、日本政府・日本国民の沖縄いじめの方が問題だ。大切にしなきゃ。沖縄独立論が強くなったら、沖縄が中国にとって、ロシアのドンバス地方になっちゃうよ。ロシア系の多いドンバスと違い、沖縄は、中国系住民がいるわけではないので大丈夫と思うがね。

 

 

まあ、少なくとも、麻生流の「米国の東アジア覇権維持のための先兵となる集団的自衛権行使」よりは、安全と思う。

 

さて明日の台湾総統選、民進党・国民党・第三勢力、いずれが勝っても台湾は、現状維持に収れんするだろう。

 

中国政府も、現状では、損得勘定から、本心は現状維持だろう。台湾を手に入れても維持のコストが高い。また高度技術・人員が流出する。評判を落とす。信用を失い世界進出にブレーキがかかる。そんな判断から現状維持を選ぶ可能性の方が大きいと思う。

 

それにしても麻生発言のような、危険かつ損な安保法制を作った安倍はバカだ。それを認めた自民党も馬鹿だ。派閥は政策集団でない!ことがよくわかる。何せ2014年まで、つまり安倍内閣が解釈変更をするまで、自民党は、「集団的自衛権は、行使できない」だったんだからな。政策集団ならそれまでの解釈に固執する派閥があってもいいだろうに。

 

明日の総統選は、一つの注目点だ。

 

失敗失敗、昨日の夜書いたんだけれど、投稿を忘れた。今日もうすぐ台湾総統選の結果が出そうである。(1月13日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年が始まった

明けましておめでとうございます。

年末、ブログ納めが、スタンデングだったので、スタンデングでブログ始めとします。

1月ももう9日。なんとまあ、時のすぎるのが早い事。で、隣町に行ってきました。

このほか遅れて1名参加。私も含めて合計6名でした。

今日は、うれしいことがありました。足を少々引きずっている男性に「頑張ってください」と声を掛けられました。80代の男性かなあ。私「ありがとうございます。頑張ります」。自民党の金権腐敗についてプラを作るつもりだったのですが、誰か作ってくるだろうと思って手抜きしました。誰も作ってきませんでした(笑)皆呆れているんだろうな。私も、自民の「金欲しい権力欲しいと、俺だけよければ」に飽き飽きという感じ。

 

年末年始を振り返ると、本を全く読まず、かつてやっていた元旦の新聞社説読み比べもせず、散歩もせず、何してたものか。・・・落ちたなあ、と思います。年相応か。

 

今日から孫も幼稚園。元気に行きました。小中高も始業式です。私も始動せねばという事で、散歩とスタンデイングなのでした。今年もテキトウに頑張るぞ。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

以下備考の為。日記を参考に。

29日 午前スタンデイング。夕方静岡から次女と孫(8歳)がやってきた。

30日 午前11時から餅つき。臼と杵で搗く。1升5合も大丈夫かと思ったが、搗けた。

   汁餅、あんこ餅、黄な粉餅、ずんだ餅で食べる。つきたての餅は実にうまい。皆

   大満足であった。夕方焼豚の材料を仕込む。夜初めて孫2人と寝る。気を使う。

31日 若者5人は隣町で買い物へ。夜、松風焼と焼豚作る

1日   喪中故初詣なし。TV映画視聴。「乱」→まあ大ゲさな合戦シーンだ事。金かかる

   「風に立つライオン」→昔映画館で見た記憶。ブログを見たらアップしてた。中村

   哲医師を思い出した。

   夕方能登で大地震震度7!元旦になんという事だ。大津波警報にビビる。東日

   本大震災を想起する。

2日 能登の大地震、被害が徐々に。津波はそれほどでもなかったらしい。「志賀原発

   外部電源一部喪失」の報に恐怖を感じる。1F原発大惨事は、この外部電源全喪失か

  ら 始まった。その後の非常用電源喪失でノックアウト。一体、どれほどの被害があ

  ったか。

  原発関連死数千名。離婚・家族離反・故郷喪失・職業喪失・堕胎・いがみ合い・病

  気・命を縮めた方・廃地区・廃部落・廃校・不安・絶望・・・・・損害額今までで

  すでに20兆円。今もってわが相馬では、地物のキノコ・タケノコ・山菜が食えな

  い。いい事なんてあったか?

  日本列島に原発は無理。計画的に原発0にするを決意せよ。野党は、その旗(行

  程・考え方)を提示せよ。頼む。

3日 次女・外孫が静岡に帰る。内孫(5歳)相馬駅で大泣き。そんな年齢になった。

4日 娘と内孫は名取エアリへ。朝から夕方まで。5歳の孫も女だ。良く居れるなあ。

5日 父母仕事、祖母プールの為、私が5歳の相手。海辺の公園へ。遊ぶには遊ぶが

  動きが鈍い。運動神経が悪い。食べるのは超得意だ。将来のデブが大いに心配

6日 久しぶりの畑仕事。長いも堀。大した収穫無。3回分くらいか。絹さや保護等

7日 孫と公園2つはしご。今日はずいぶん走った。白菜漬け第2回実施。

8日 夕食は娘がつくることになり、俺一日ほぼ何もせず。TVでKポップ、Jポップ関連

  番組(NHK)を見る。韓国に一人当たりGDPで抜かれるのは当然と思った。

 

約2年ぶりに朝日新聞へ。天声人語が面白くなくなった。オピニョン欄もどうも弱体化した感じである。しかしまだ10日弱しか見てない。投書欄は今のところ正月向きで不明。

 

俳句・短歌欄には懐かしい名前がちらほらあった。

はっとしたもの。

八月を真二つにして黙祷す(吹田市 太田 昭)

象の名は花子と言へり開戦日(富士宮市 渡邉春生)

つくる人売る人買ふ人使ふ人ありてぞ武器に殺さるる人(焼津市 増田健一郎)   

スタンデイング納め

25日は、地元相馬でのスタンデイング。

今日29日は、隣町南相馬のスタンデイングでした。これで今年のサイレント・スタンデイングは終わりです。

毎週月曜日午後1時半から地元で、毎月9の付く日は、午前10時から南相馬で、実施しました。2015年からですが、もう何年になるでしょうか。ずいぶん長い事やってます。

今日初登場です。作ったのは81歳の女性です。彼女は、政府による代執行を怒ってました。私も、前のブログ「長怒歌」で書いた通り怒ってます。第一、政府の「辺野古は唯一」なんて嘘っぱちなんです。

 

a0153.hatenablog.com

上は7年前の拙ブログですが、基本的考えは変わってません。

しかし、このトラックのシールはこんな風に変わりました。

なんか読めなくなってきました。辺野古基金に些少の寄付をしてもらったシールです。

いつでしたか、怖いおっちゃんに「バカヤロー」と言われましたっけ。馬鹿は、お前だろう。政府の尻馬に乗って吼えるな!と言いたいところでしたが、腕力には自信がありませんので、無視して去りました。

今日のスタンデイングの様子です。5名参加です。かつては20名以上参加の時もありました。
前の「長怒歌」で、今年のブログ納めにしようと思ったのですが、あまりに天気が良くあまりに暖かで気分がいいので、これをブログ納めにします。

来年もよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください。

 

ー長怒歌ー

わが日の本の    不条理よ

国民を売る     教会に

ただこの一点    反共で

魂売ったる     自民党

ついでに金にも   魂売った

パー券ドロドロ   自民党

ところがどっこい  国民は

そんな政党     支持をする

無投票にて     支持をする

バカカバ阿呆    情けなや

 

喪われたる       30年

どんどん下がる     経済地位

90年には14%(パー)  今年はたったの5%(世界経済に占める日本のGDPの割合)

90年には第9位        落ちに落ちたり今年は31位也(一人当たりGDPの世界順位)
90年には第1位      目をも疑う今年は34位(日本の国際競争力)

どんどん下がる      生活水準

90年には108が       まさかの今年は98(2020年100とした実質賃金指数)

90年には37%が       上がって上がって今年は47%

           (国民負担率=税+社会保障費の対国民所得(NI)比率

90年25%が        上がって上がって今年は29%(エンゲル係数値)

どんどん増える       国債

90年の290兆円が       2023年1500兆円(政府総債務残高)

90年の88兆円            2023年933兆円(政府債務残高=総債務残高-政府保有資産)

毎年毎年        数十兆

借金増やして     このざまだ

こんな日本に     誰がした

言わずと知れた    自民党

ところがどっこい   国民は

そんな政党      支持をする

無投票にて      支持をする

ああ無自覚の     国民や

 

 

敵基地攻撃     ごまかして

反撃能力と     言い換えて

反撃なんて     もともと可能

侵略に対して    もともと可能

スタンドオフとは  安全地帯で

敵基地攻撃     やっちまえ

安全地帯なんて   いったいどこに

敵基地       いったいどこにある

SLBMICBM    敵持ってるぞ

中国奥地      地下の基地

毛沢東は      こう言った

一億死んでも    まだ数億いる

軍拡競争      勝てやせぬ

GDP比2.5倍の     借金で

軍拡競争?     馬鹿言うな

なけなしの金    来たるべき

大災害に      そなうべき

緊張危険さ     増大す  

果て無き競争    危険増す    

どんな動きを    察知して

敵基地攻撃     できるんだい

先制攻撃      憲法違反

先制攻撃      侵略行為

軍国化する     日本国

廊下の奥に     ぬっと立つ

鶴彬いう      怪物が

戦争という     怪物が

 

 

 

公益知らない    裁判所

福岡高裁      那覇支部

至高の公益     憲法だろう

君ら馬鹿なの    那覇裁判所

平等原則      知らないの

自治原則      知らないの

0.6%の面積で    70%の米軍基地

これ平等って    いえるのかい

住民投票      知事選挙

表れている     県民意思

見えないのかい   那覇裁判所

もっと卑怯さ    国民は

不平等に      目をつぶり

耳をふさいで    聞くを拒否

ああ情けなやの   国民や

 

 

まったくもって   悲しいね

赤木夫妻      悲しいね

上意下達の     公務員

苦しみぬいて    服従

法を犯した     贖罪し

自死してしまった  俊夫さん

こんな人生     なんて言って

一体全体      悪いのは

彼の人生      破壊したのは

俊夫の上司     佐川だろう

その上司の     麻生だろう

それより悪いは   安倍晋三

そして同罪     自民党

こんな自民を    応援す

バカカバ阿呆    わが国民

 

 

 

心配尽きない    東北大

文科省に      気に入られ

卓越大に      選ばれる

大京大      差し置いて

選ばれたるは    金儲け?

選ばれたるは    不羈独立の

精神捨てたる    結果では?

その大学の     誇りなる

地道な研究     地味学問

研究第一      忘れたか

田舎大学で     いいじゃないか

軍拡政権      きっという

「軍事即民生」と  「金もらってるだろ

研究せよと」    きっという

「軍事研究     大いにやれと」

「文系学問     儲けなし」

「そんな学問    やめちまえと」

「儲けろかせげ   金返せ」と

田舎大学で     いいじゃないか

貧乏大学で     いいじゃないか

無理してないか   東北大

無理に競争     させられて

学問破壊の     お先棒

担いでないか    わが母校

 

丘に登りて     一望すれば

見渡す限りの    荒廃田畑

街の店店      息を絶え

そちらこちらに   空き地増え

都会も空き地    空き家ふえ

少子化の波     津々浦々に 

高齢化の山     峩々と連なり

経済3流       政治4流

絶望の国      斜陽国

借金大国      軍拡国家

こうして暮れる   令和5年

 

年の暮れの     長怒歌は、

これにてしまい   といたします。

 

でもねえ、でもねえ 皆々様よ

襤褸は来てても心は錦」と行こうじゃないか

「庶民どうしは相身互い」と行こうじゃにないか

「君も僕も皆大事」「たった一つの花だもの」

 

親ガチャなんて   子供いう

子ガチャなんて   親の言う

ほんとは親子は   天の配剤

その親がいて    子が育ち

その子育ちて    親が生く

勝は努力の     おかげだと

勝者誇って     いうけれど

敗者は俺ダメ    俺の努力が・・・

なんて自己     責めるけど

勝ち組       負け組の

肩に乗っかって   負け組

こけたら皆     こけただよ

自己責任論の    醜悪さ

勝ち組       地獄で苦しんで

負け組       浄土で安穏に

勝ち組       心は苦しんで

負け組       心穏やかに

勝ち負けなんて   わからない

 

 

クリスマスには   隣人愛

may  yourdays           be merry and bright

and may all humankinds  be   happy  

 百八つの      煩悩すてて

慈悲の心で     因縁思い

全人類の      幸福祈る

清き明るき     心で祈る

新年良き事     重なれかしと

人皆皆に      重なれかしと

 

 

来年が良い年になりますように。