軍事抑止力の基礎も、双方の信頼なんだ

安全保障について、自分が思っている一番大事なことを出来るだけ短く言う。

抑止力には、いろいろある。自衛隊・安保条約・集団的自衛権で守ると言うのは、軍事力による抑止力である。他の方法もいっぱいある。それについてはかつてブログで書いた。今は言わない。

軍事抑止力について言う。軍事抑止力は、自分が相手より強けりゃ、相手は自分にかかってこないだろうと言う相手の理性を前提としている。つまり相手への信頼なんだ。

現代では、核・生物・化学兵器・テロ等の攻撃手段がある。これらは、弱小国を軍事力では対等にする。つまり軍事抑止力がなりたたない可能性が高い。その意味で俺は軍事抑止力を信頼していない。

戦争はまた、相手への反感・軽蔑・憎悪からおこることもある。憎悪まで行った場合、
相手より弱くとも戦争にうったえることもある。

つまり、軍事抑止力を使って安全を保つ場合、自国への相手の反感を起こさないことが大事である。

安倍政権は、相手の気持ちを逆なでしている。靖国神社参拝がそうだ。戦後レジーム否定がそうだ。地球儀外交がそうだ。

反感を高めながら一方で軍事抑止力強化に走っている。矛盾している。それに気づかないんだろうか。馬鹿過ぎると俺は思う。

有権者の皆さん、次の選挙では、自民・みんな・維新には投票しないようにしましょう。それに民主の集団的自衛権行使に傾く人達にも。まずは、統一地方選挙や知事選挙で。

アベノミクスなんて、金持ちだけにいい政策ですよ。そう思いませんか。