酷暑の贈り物

暑い。まったく暑い。
ヨーロッパ旅行から帰ってから恨めしくなるほどの晴天続き。毎日花と野菜に水かけの日々である。朝晩約60リットル、4本のポリタンクで水を運んでいる。早朝や夕方であるがそれでも汗はだらだら流れる。
草もぼうぼうである。10日間の旅行のつけは大きい。きうりは回復せず、とうとう全て枯らしてしまった。


そんな中で、スイカは比較的大きいのが取れた。写真に写すのには失敗したが,6.9キログラムある。さっぱり実が付かないなあと思っていたところやっと結実した第一号が、旅行中に大きくなったものだ。一昨日収穫した。甘いスイカであった。これは酷暑の贈り物だろう。枝豆も草ぼうぼうの中けなげに実を太らせていた。昨日2回めの収穫で、隣家におすそ分けして、ビールのつまみにした。トマトもいいね。これらは、酷暑の贈り物と言える。




政権側の発言は、くそ暑いばかりで何のとりえもない。
首相補佐官の「安保のためには、法的安定性は関係ない」発言。国会に呼ばれて発言取り消し陳謝したようだが、それは口だけだ。安倍政権は、専門家が憲法違反と言っている安保関連法律を通そうと言うのだから、のっけから法的安定性を無視しているわけだ。無効の法律を作ろうとしているのだから。政権は、「誤解を与えないように」と注意したそうだが、誤解も何もない。政権自身が法的安定性なんぞ屁とも思っていないのである。政権が合憲だと言うなら、内閣・国会連名で最高裁に聞いてみよ。

くそ暑い中でサムーイ発言も飛び出した。若い自民党国会議員の発言である。
曰く「安保法制に反対する学生は、戦争に行きたくないという自己中人間」と言うツイート。・・自己中は君だろう。自己中は、「涼しい国会内で(多分)、自衛隊を米軍の手助けに使おうと言う法律を作ろうとしている」自公政権だろう。学生諸君はこのくそ暑い中街頭で、自衛隊員を戦場に出したくないと廃案を目指しているんだぞ。


戦後教育の失敗を言うなら、法的安定性を無視する法案を作成するような自民党公明党のような輩を作ったのが失敗だろ。涼しい中で他人を戦へやろうとする法案を作る自己中人間、そう、君のような人を作ったのが失敗と言える。