北の本気のミサイル攻撃は防げない

今日テレビを見ていたら、北朝鮮のミサイル発射が報じられた。それで思ったことを書きます。

北朝鮮指導部が「日本憎い、やっつけてやる」「俺ら破滅だ、日本も道連れに」なんて本気で思って、ミサイル発射をしたら、日本国民の生命財産は守れないと感じた。
というのは、発射したと聞いて、政府の対応とか韓国の反応とか見てるまに、それこそ、あっと言う間に落下という知らせが届いた。本番では、あれれ、なんて言っているうちに、着弾してしまう。首相官邸で「緊急○○」なんてやってたのは、茶番だ。もうとっくに日本に着弾しているよ。

今回は1発。しかも事前に飛ばすと表明。それでこの、あっという間の着弾である。今回は、米本土を狙うテポドン改良型だそうだ。その開発と金某の権威示威のため、とのことだ。

もうすでに日本本土に着弾するノドンがいっぱい配備されている。今回は、沖縄と政治の中枢部にPAC3という迎撃ミサイルを事前に配備したとか。
この迎撃ミサイルは、射程距離が数十キロとか。もしか、北に同時に数十発のミサイルを飛ばされたら、全て撃ち落とすのは、無理だろう。それこそあっという間に、自分のとこに来る。

北朝鮮に近い原発もあるんじゃない?一発でも原発に当たれば、日本は終わりだ。直接死ぬ人は少ないだろうけどね。経済が壊滅する。
しかも、そのうちに、北は小型核爆弾を開発するだろう。核ミサイルだ。撃ち落としたとしても、そこで核爆発したら被曝する。官邸を狙ったけど技術が悪くて、横浜に落ちちゃった、なんてあるだろうねえ。日本中枢は守られるかもしれないけれど、中枢しか生き残らなかったりしてね。日本壊滅だね。

集団的自衛権行使の理由の一つに、米国へ向かうミサイルを日本が撃ち落とさなくては、日米同盟は守られない、と言うのがあった。北朝鮮は、米国へ向かうミサイルを有効にするために、日本にもノドンを数十発飛ばすだろう。もっと多くかも知れない。それをやるのは-、当然だ。アメリカをやっつける邪魔をする日本をやっつけろ、それは当たり前。これが日米同盟の意味だね。テポドンよりも1時間くらい早く飛ばせばよい。日本が混乱する。それからテポドンを飛ばそうと思うだろう。その方が効果的だ。

その時は、上のようなことが日本壊滅が起きると想像する。

うまく米国へのテポドンを撃ち落としたとして、「万歳万歳、日米同盟は守られた。」「万歳万歳、・・・しかし、日本は壊滅した」って喜ぶのかねえ。

日米軍事同盟強化策(安保法制=集団的自衛権行使一部容認、憲法改正集団的自衛権
行使全面容認)は、日本国民の生命財産を危険にさらす可能性の方が高い、そんな風に思った。

ついでに。
安全保障政策では、いろんな場合を比較検討すべきだなと思うなあ。

○安保法制成立以前の個別的自衛権行使しかできない場合(2015年以前)、
○安保条約存続だけど、中立宣言を出した場合(米国は怒るかもしれないけどね、それだって可能、何せ戦争放棄憲法がある)、
○安保条約廃棄で中立武装の場合、
○安保条約廃棄で非武装中立の場合、色々と比較することが大事だな。いずれも想像の世界だけどね。

北朝鮮を考える場合、現状では、無視が一番いいと思うな。国際社会のルール通り、決定通りに経済制裁をして。・・・馬鹿は、勝手にやってろと、そう言うのが良い。米国も無視しているので、北は、核実験やミサイル発射をしているのだろう。「金くれ、俺の地位を保証しろ」とね。くれないと暴れるぞってね。
ウマーく、軟着陸=金独裁・世界の孤児から、世界と普通に交流・核廃棄・正当な選挙による政権・市場経済・ある程度の人権保障ぐらいになってほしいな。そうなりゃー、韓国に併合で、朝鮮統一が出来る。
もっとも、その時には、日本は巨額の准賠償金を払わないといけなくなるね。やむなし。