おお、腰が痛い/「絶妙のタイミング」/あの日/春

このところ、畑の土留めに余念がない。

年前自分の山林を畑にした。下が岩盤で山砂を入れて畑を造った。当然隣の土地より、山砂の分高い。造成時ブロックを置いたが、土は、ブロックをなぎ倒し乗り越えて、隣の土地へ流れ込む。そこで土留め工事にかかった。今度は、コンクリで固めて長年持たそうという算段である。

茶色のブロックが、土に埋まっていたブロックです。掘り起こしてリユースです。

奥に見えるのが、7年前に作った小屋です。小型耕運機、一輪車、クワなどをしまってあります。妻は、あの小屋を見て、「なんで同じブルーの色にしないの」、といいました。勿論採光のためです。「それだったら、天井とか脇にしたら」と妻がいいました。とにかく「見栄え」が悪いと、文句を言いました。フン。


2枚の写真は、工事途中の様子です。すべて人力ですので、時間もかかります。腰も痛くなります。ブロックはそれぞれ、傾いたり、右を見たり左に振れたり、つんのめったりと個性豊かです。あはは。天皇が「臣民はこう生きるべきだ」などという道徳の強制=教育勅語方式の教育=みな同じ色は間違っている。個性が大事だ(笑)・・何せ俺は、自慢すると小学校の図工は、1と2ばかりだ。なかなか、オール1、2は、いないと思う。あ、言っとくけど、5段階相対評価ですよ。

昨晩、籠池理事長の記者会見を見ていたら、突然首相の記者会見が始まった。南スーダンから自衛隊撤退とのこと。・・・なんじゃこりゃー。変ですなー。

南スーダンでは、内戦が終結してないので、PKO5原則に反しているから、撤退は当然である。駆けつけ警護権限を付与されて、危険が増大した自衛隊員のためにはいいことである。しかも、武器使用が制限されているから、まじめな自衛隊員には、命を懸けた究極の選択を迫られるという非人間的な状態に陥ることを避けられる。撤退はいいことだ。この上は撤退の5月まで何も起こらないことを願う。

それにしても、なんで籠池理事長の会見の最中に、首相が会見するんだ。新聞に書いてあったけど、「絶妙のタイミング」だな。

このところ、安倍首相夫妻の疑惑から籠池理事長の悪事の方へ、世間の興味が移ってきているようにみえるが、核心は、国有地格安払下げ事件なのである。籠池夫妻が問題なのではない。いや問題だけど(笑)どうしてお固いお役所のお役人がいろんな点で便宜を図ったかなのである。ー俺も便宜を図ってもらいたい(笑)ーそこに、安倍夫妻や政治家がかかわっていなかったか、なのである。

昨日の首相の会見のタイミングは、籠池夫妻・安倍夫妻のラインから、PKO撤退へ世間の興味を移そうという作戦のように見えた。

前にSPYBOYさんが紹介してた日本人ジョークを思いだす。その連想で、お笑いを一つ。

安倍首相、☎「あ、ジョンウン君、俺だよ俺。このところ、池二人のせいで、池に落っこちそうになったんで、目くらましに、ミサイル打ってくれないかな。発ぐらい。同時発射のやつ。」

そんなこんなで(?)腰痛を抱えたまま散歩に行ってきた。

そちらこちらに春が芽吹いている。6年前の今日を思い出す。

2時46分。地震が来た。数日前から地震が多かった。99%来るといわれていた宮城県沖地震が来たと思った。すごい揺れだ。隣で椅子に座っていた母を床におろした。天井が落ちてくるのを心配したからだ。妻は、玄関まで逃げた。買ったばかりのテレビがぐらぐらと揺れている。妻は、テレビを抑えに戻ってきた。いったん収まったかと思った地震がまたぶり返す。一層強くなった感じである。長い。長すぎる。恐怖。妻「お父さん、止めて」、私大声で「地震よ、止まれ」。揺れは続く。宮城県沖地震が来たと思った。違っていた。正体不明の巨大地震である。あれが、非日常の、長い長い始まりであった


散歩の途中に、紅白梅が咲いている。

わが菩提寺に建てられた東日本大震災慰霊碑。これも散歩の途中である。

この寺は、毎日、地上1メートルと地表の放射線量を調査して発表している。地上1メートル、0.133µ㏜、地表0.200µ㏜とある。今も震災前の2倍である。慣れてしまって、昔と変わってないと感じるが、実際は、非日常の続きなのである。