安倍阻止最優先作戦

午前中、散歩に出た。日中の散歩ができるほどに秋になった。

どこを歩いても気になるのは、道端のごみである。


郊外の道端は、こういうところが多い。住宅が比較的立て込んでいるところでは、さすがにこういうことはない。どうしてこのようなポイ捨てをするのだろうか。この道端は、市の所有地
と思われる。それはみんなのものである。みんなのものを汚すということに平気なのである。公有という意識がない。自己中というべきか。

自己中といえば、今度の総選挙が、徹頭徹尾自己中である。自己中総選挙というのが最もふさわしい。

まずは、安倍内閣解散総選挙である。
野党第一党が、離党続出で弱っている。新党はまだ形が整ってない。朝鮮半島の緊張を利用して、現政権支持が得られる。こんないいチャンスはもう来ないかもしれない。「今なら勝てる」という自己中解散である。半島の緊張が高まっていると本気で思うなら、今は政争に熱中している場合ではあるまい。大義無き、ひどい自己中行動なのである。

次に民進党である。安保法反対で野党共闘が進んでいたのに、安保法容認の希望の党に合流する。議員各自の生き延びのためである。信念放棄の大義無き自己中行動である。

さてわが小選挙区福島一区である。
昨晩、民進党福島県の代表代行・金子恵実が、「福島県民進党候補者全員(5人)が、希望の党に推薦願を出す」という発表をした。
一昨日の議員総会で決まったことで、驚きはしないが、がっかりはした。民進党は、野党統一即ち共産や社民の応援よりも、小池人気の方が当選できると踏んだのである。これも自己中である。

ところが、希望の党のドン小池は、民進党のリベラル派などを排除するとがいう。具体的には、安保法容認・憲法改正志向が公認の絶対条件という。希望の党は、そういう党なのだから、当たり前のことである。つまりは、民進党リベラル派が腰が据わってない政治屋なのである。自己保身を優先している自己中なのである。

と、批判していても、始まらない。政治家はみな政治屋であり自己中なのである自己中な輩をどう操るか、これが国民が考えるべきことである。

希望と維新は、自公と考えが似ている

しかし権力を求めて対立している。これを利用しない手はあるまい。つまり政策は、二の次で考えるのである

基本は、安倍政治を止めることである。もし自公が過半数をとっても、大きく議員を減らしたら、独裁的政治は無理だろう不本意ながら、希望の金子に一票を入れるほかあるまい。比例では、東北では社民が獲れる可能性はないので、共産に入れるほかあるまい。
同様に、それぞれの地域で、安倍政治を倒せるように考えるほかあるまい。

小池・松井会談で、希望と維新のすみわけが決まったようだ。となると東京では、自公と希望と共産の三つ巴、大阪では、自公と維新と共産の三つ巴である。共産が候補を降ろせばいいがその可能性はない。となれば、安倍政治を止めようと思うものは、共産党の考えが正しいと思っても、東京では希望、大阪では維新を選ぶほかあるまい。比例では、社民または共産に入れるほかあるまい。
自民・希望・維新は、安保法賛成・憲法改正(小池ははっきり言ってないが、9条改正を目指すのは明らかと思う)である。希望・維新を勝たせてどうなるかと考える人もあろう。

憲法9条改正とは、安保法を合憲とすることである。同じことなのである。

希望・維新を勝たせれば、国会発議が可能となる。しかし、最後は、国民投票で決まるのである。国民の過半数が、憲法9条改正に賛成しない限り、憲法9条は改正されない

彼らの国会発議を否定してやろう。面白い。自民・公明・希望・維新という国会で圧倒的な力を持つ、国会議員の意思をぶち砕いてやろう国民主権を見せつけてやろう彼らの自己中をぶちのめしてやろう。たかが国会議員じゃないか。俺らが主人公ということを見せつけてやろう。

ということで、各小選挙区ごとに自公が負けるよう行動すればよいと俺は思う。これを安倍阻止最優先作戦とでもしておこうか
今日の段階での私の考えは、以上の通り。