冷夏/絶滅危惧種よ生き延びよ(参院選)

今日も氷雨が降っている。氷雨?おいおい今は7月中旬だぜ。散歩にも行けず農作業もできない。

 

関東・東北では、例年になく日照不足・温度不足だそうだ。そのため夏野菜が悪い。

昨日テレビでは、1本80円のきうりなんてあった。 

 

我が家の畑も冷夏の影響を受けている。キウリ苗10本(800円)植えたが、現在生き残っているのが数本、今まで食えたきうりが合計6本。今までのところ、超高価な曲がったキウリを食っている。ナスもカボチャもスイカもかなり悪い。普通なのは「いんげん」ぐらいなものかな。早く天気回復してほしい。雨あがってほしい。また草だらけになっちゃうよ。まあ、こんなブログを書けるのも雨のおかげとは言えるけどね。

 

さて参院選投票日も近づいた。どこに投票しようかな。選挙区選挙は簡単だ。与野党一騎打ちだから。候補を取り下げた共産党に感謝する。簡単にしてくれた、ありがとう。選挙区では野党統一候補に一票を入れる。どうやら自民現職が極めて有利らしいが、自分の意思は明確に示さねばならぬ。選挙は一番簡単なそして一番強い意思表示だ。批判票が多ければ、自公政権も少しは締まるかもね。緩みっぱなしだ。

 

与党=自公は、「安定した政治」を言うけれど、この6年半自公安倍政権は、国会で絶対多数を占め「安定した政治」を行ってきた。その結果生活がよくなったか。ならない。外交では良い成果が上がったか。上がってない。政治の実情は、森友・加計問題にみられるように緩みっぱなしである。自公の安定した政治の結果、政権への忖度から、なんと、公務員の公文書改竄というどえらい犯罪まで引き起こした。公務員が、首相に都合いいように公文書を改竄するなんて、これはもう終わりだろう。

年金をどうするか、消費税増税どうするか、コンクリか人か、安保法制の是非、憲法改正の是非、働き方改革のあり方、外国人労働者等々それぞれの問題にいろいろ考えはあろう。しかし公文書改ざんが起こるような政治ではどうにもならぬ)

 

自公の「安定した政治」では、もう駄目なんである。政治家や行政の緊張感がほしい。野党が全体として伸びてほしい。

 

 

さて比例代表選挙は、どこに投票するか、これは難しい。私は、個人公報者は、あまり考慮しない。個人のことなんぞわからないからである。政党の方がいくらかわかる。各政党とも一応政治方針が明示してあるし、多くの政党は、過去の業績・行跡もある。全体で判断する。選挙公報も一応判断材料とする。

 

安楽死党・NHKから国民を守る党は、国全体の選挙にはふさわしくないので、除外。

幸福実現党は、財源を示さず、「国防で愛を守る」(選挙公報)など意味不明なことを言っている。業績もないので判断不能、除外。

労働者党は、いいこと言っていると思う(選挙公報)が、これもワンイッシュー政党、かつ業績もないので除外。

れいわ新選組・・・いいこと言っている。これだけやるための財源は、法人課税強化だけでできるはずがない。(選挙公報)これをやるためには公債増発が主力となろう(ネット演説)が、それは、借金である。俺は後世に負担は出来るだけかけたくない。MMTは嘘くさい。故に投票対象から除外する。ただ、ネットで演説を二つほど聞いた。山本には熱があったし、彼には、国会での実績(牛歩だって実績である)もある。安冨という学者は優秀と判断する。この党は大いに伸びてほしい。選挙に行かない人を引き付けて伸びてほしい。できれば自公維新をあまり考えず支持している人を引き付けてほしい。

日本維新の会・・・選挙公報の公約は抽象的故、実績で判断する。この政党の大本=橋本徹や現大阪知事の歴史修正主義は極めて危険、かつ国益に反すると判断する。公務員たたきで人気を博すというやり方がよくない。自由競争第一主義の傾向強い(朝日・東大調査)のも極めてまずい。故に絶対除外

 

自民党・・・業績・行跡あり極めてわかりやすい。公約見る必要まったくなし。2012年憲法草案で見られるように、彼らの本音は、人権軽視である。すなわち国民個々人を大切にはしない。すなわち国家=政権党たる自党優先=自分たち優先=金持ち優先=既得権者優先である。国民全体には不利益をもたらす。故に選ばない。

 

a0153.hatenablog.com

 

 

公明党・・・この党もわかりやすい。業績・行跡あり。公約見る必要まったくなし。支持母体の創価学会員は庶民が多い。庶民向けとか素朴な平和希求とかで自民党と違う感じを受ける。しかし自民党と政権を担って久しい。アベノミクス推進、労働力流動化、米国従属強化、教育基本法改悪・武器輸出三原則骨抜き・特定秘密保護法制定・共謀罪制定・安保法制制定等悪政に手を貸した。このままでは日本沈没と判断。故に公明党は選ばない。(創価学会日蓮系≒日蓮の「他宗排斥・独善・自信過剰」は大嫌い。宗教では自力・他力の違いはあれ道元親鸞が俺はすき。)

 

共産党・・・この党もわかりやすい。業績・行跡もある。選挙公報一番わかりやすい。まじめ。減らない年金とその財源明示よし。しかしまだ不足、どうして相続税強化を言わないのか。この党の憲法・安保・核・原発・平等・防災政策(選挙公報)に賛成する。俺の投票候補に挙げる。(尚意味なく共産党怖いというイメージを持つ国民が多いのは残念。少なくとも彼らが政権をとれる状況にないだろうに。○○だなあ。失礼)

 

社民党・・・この党もわかりやすい。政策に賛成するが、社会保障の財源を示さず(選挙公報)この党、業績・行跡あり。かの社会党の後釜。かつて戦後民主主義・平和主義を担った政党の中心。自民党政治・安倍政治への批判明確。俺の投票候補の一つ。

 

立憲民主党・・・政策賛成しかし財源明示せず(選挙公報民主党としての業績・行跡あり。よくわからぬ党である。小選挙区中心の現選挙制度の下では、政権交代を目指すほかなく、この党の躍進に期待するのが常道と考える。故に躍進を期待する。故に投票候補の一つ。一度は政権を担った中心部隊ゆえ、その評価をすべき。それが先。わきの甘さも目立つ。しかし、この党を育てなければならぬとは思う。

 

国民民主党・・・立憲民主党と同様、よくわからぬ党である。公約は全体構想がない、財源も言及なし(選挙公報)略称民主とあるが、政権を担った民主党時代の総括を立民と一緒にすべき。小選挙区制下では、存在意義なし。小池にふらふらは見苦しかった。投票候補から除外。

 

オリーブの木・・よくわからぬ存在。4つの党の連合らしい。共通政策が示してありその政策には賛成する。しかし財源なし。業績・行跡なし。故に投票候補から除外する。共通政策は、野党共闘方式に参加した政党も明示すべきであった衆院選に向けてぜひそうすべきだ。

 

というわけで、(笑、暇だな俺も)比例区は、共産・社民・立民から選ぶこととする。

 

empirestate様のブログ(2019年7月11日)ボートマッチなるものを知った。自分の意見と各政党の意見がどれほど似ているかを教えてくれるものだ。

 

自分がやってみたところ、紹介された二つの調査ではどちらも「社民党」が、俺にはベストマッチと出た。笑った。社民党は今政党としての存続が危ぶまれている。なるほど絶滅危惧種の政党か。うーん、俺にはふさわしい。

 

社会党非武装中立はかつての俺の理想であった。あれは現実には武装中立から非武装中立を目指すべきであったと思う。それだと社会党は生き延びた可能性あり。しかし、社会党はすでに終わったこと。

 

社民党も現在政治的存在価値はほとんどないだろう。

 

しかしまあ、俺は現役時代絶滅危惧種の労組に属し(最後は所属する労働者の20分の1に減少)、さらに執行部とは結構対立した。なるほど絶滅危惧種の応援が俺にふさわしいか。(笑)俺は今回は社民党に投票する。絶滅危惧種は保護せねばならぬ。存続せよ、社民党

 

以上。

バーカ(自分に言ってます)。あーあ、面倒なことであった。