いやはや、自民党にはあきれた/相馬スタンディング

政府・自民党は、10月27日、衆院与野党の質問時間の配分を見直す案を持ち出した。自民には、前科がある。7月の閉会中審査の時、与党:野党の慣例を5:5にせよと要求し、与党:野党にした前科がある。

野党の質問を多くするのには、理由がある。議院内閣制の日本では、内閣・与党が議会の多数を支配しており、三権のうちの二権を支配する。権力分立のためには、議会に野党の活躍の場を与えねばならぬからである。
それを無視するのは、権力分立を認めず、政権の独裁を認めることであり、それは、結局国民利益に反する。

安倍首相は、「これだけの民意をいただいたので、自民党の発言の機会もきちんと確保していこう」(朝日新聞)という。野党の質問に対して、まともに答えず、長々と自分の意見を述べている人間の言うことか。安保法制の時の自民党論議を思い出そう。自党のこれまでの解釈と正反対の憲法解釈に、異議が殆どなかったではないか国会審議に、自民党国会議員など、存在理由がない

この国会軽視、すなわち政権独裁は、今度の特別国会の開催期日にもよく表れている。11月1日から8日までだそうだが、実質は三日しかない。臨時国会も開く気はなさそうだ。

維新・希望から共産・社民まで、こぞってこの、野党の質問時間削減案に反対せよ。政府与党は、臨時国会を開く条件にこの野党の質問時間削減を言い出しているそうだが、なんと醜い汚い政党か。非自由民主党
国民の皆様、覚えておきましょう。

ということで今日のスタンディングには、このようなカードを掲げました。

ほんとに、まじめに国会やってもらいたいものです。臨時国会開きたくない。開いても冒頭解散する。開く場合は、野党の質問を減らすのが条件。どこが一体「謙虚」なんでしょうね。
逃げ回っているだけじゃないですか。投票に行かなかった皆さん、自公に投票した皆さん、こんなんでいいんですか?

私たちの小選挙区は、野党共闘で金子さんが当選しました。今は無所属会派に属してます。初心を曲げることなく、安保法制廃棄、自公政権打倒に奮闘してください。

年末から来年初め、朝鮮半島米朝軍事衝突!なんてことを言う人もいます。日韓国民の犠牲、その後の東アジア全体の混乱を考えれば、米国が軍事力行使をする可能性は低いと思います。しかし可能性が0ではありません。もし衝突した場合でも米国の戦争に参戦しないように声をあげていきましょう。安保法は、参戦が可能な法律です。できるだけ早くこの違憲の法律を廃止しましょう。勿論安保法制がなくとも、安保条約がある以上、米朝戦争に巻き込まれる可能性があることは、銘記しておきましょう。
今日の参加は、私も含めて名でした。

逆光を避けて撮ったら、こんな写真となってしまいました。