60歳代最後の夏の終わり

本日29日、南相馬の駅前交差点(原町)のスタンデイングに行ってきました。なんとわずか4名(私を含めると5名)の参加でした。原町スタンイング始まって以来、最も少ない参加だそうです。

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相馬・原町のスタンデイングが始まった、あの安保法制が問題となったころは、原町では、参加者20名を超えたこともありました。現状は寂しいです。

 

寂しく感じるのは、夏の終わりという気分も影響しているのでしょうか。

 

この夏は、10年ぶりで相馬の海に浸りました。(昨年から海水浴場再開ー原発事故のため)静岡の孫(3歳10か月)が来て、その海水浴のお相伴にあずかったわけです。彼女は、波が来ると大はしゃぎでした。楽しいひと時でした。

 

ぼんやり海を見てますと、半世紀前、自分の若かったころを思い出しました。安保条約

(自動延長)反対、佐藤内閣打倒、「沖縄を返せ」なんて叫んでデモをしたころを思い出します(大学時代)。太平洋に突き出した長い堤防の先端から一人で海に飛び込み、陸に向かって泳いだことも思い出しました。今考えればかなり危険ですね(母親にはずいぶん叱られた)

 

この半世紀、殆どいつも、政権に反対の考えを持ち、行動した(大したことはしてませんが)と思います。しかし、振り返りますと、ことごとく私の想いは実現しませんでした。敗れ続けたわけです。まあ、それでも、定年まで37年(その後3年半パート)働くことができ、現在年金生活ができているんですから、良しとしましょう。それは、戦後日本の全体の良さから滴るしずくの一滴と思います。 

 

この夏の初め、婿の実父がなくなりました。もう一度一緒に酒を飲みたかったのですが、肝臓がんが命を奪いました。・・・一緒の酒飲みは、かないませんでした。昨年の夏、我が家の孫の誕生祝いで飲んだのが最後でした。

 

定年まじかのころ、職場の大先輩に「60代は人生で一番いいときだ。仕事から解放され自由な時間があり、まだ健康で動けるから」といわれました。なるほどそうかもしれません。私だって、働かないのにヨーロッパ旅行に2回もいけたのですから。

 

その黄金の60代ももうすぐ終わりです。60代最後の夏はもう終わりました。夏野菜も、もうすぐ終わりです。少し寂しいです。ジャガイモ豊作、ナス大不作・キウリ不作。玉ねぎやや不作、ささぎ普通、とうもろこし不作、スイカ普通、トマト豊作というところかな。

 

70代はどうなります事やら。

 

さて、あすからは、たまった農作業が待ってます。