それでも日常は続く

スタンデイングに参加してきた。午前10時からは南相馬(原町)のスタンデイング。午後1時半からは、相馬のスタンデイングである。

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 原町のスタンデイングの様子である。私を含めて7名であった。あいにく冷たい雨が降っていた。面白いのは、写真左端の「お客様へのご案内」である。これを拡大すると、

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コロナウイルスのため、広告を自粛というお知らせである。原町のスタンデイング仲間に聞くと、このCentralというのは、パチンコ屋とのこと。

 

なるほど、パチンコ屋は、換気などせず、密集してパチンコ台に向かっている。感染を考えると広告を自粛するのも当然だ。ところがスタンデイング仲間に聞くと、昨日の日曜日このパチンコ屋は、「駐車場がないぐらい、ものすごい人出」だったそうだ。

 

他の地域のパチンコ屋はどうなっているのかな。

 

政府が緊急事態宣言を出したら、パチンコ屋へは営業停止要請ぐらい出すのかな(笑)。あれ、パチンコ屋では、お互いしゃべらないからいいか。(笑)

 

いやいや、パチンコ屋では、各人が台を移動することは当たり前。手→取っ手→手ということで感染する確率は高い。いちいち消毒は無理。ということは、政府が緊急事態宣言を出すなら、パチンコ禁止も打ち出すべきだ(笑)。

 

もしそうでなかったら、緊急事態宣言は、やってるふりといえる。野党議員諸君、このことも質問してくれたまえ。勿論、風俗は濃厚接触があるだろうから、当然禁止となるはず(笑)。まさか、学校を全校一斉休校にしていて、パチンコや風俗は規制なしなんてないだろうな(笑)

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久しぶりに新しいプラカードを作った。「もう終わらせよう」と書くつもりが、寸詰まりになり、「終わらそう」となってしまった(笑)。俺のいい加減さ躍如。しかし、日本語としてどうかな。

 

このプラカードは、私にしては珍しく理由を書かないものである。

これまではプラカードには、反安倍の理由即ち、アベノミクスの間違い、独裁的性格、自己中的性格、公私混同、人権破壊、反平和主義、米国追随、法の支配破壊、戦後民主主義破壊、歴史修正主義、嘘つき等の理由をあげていた。

 

理由をあげて安倍退陣を言うのが正しいと思う。「ダメ」だけでは、子供の言い分だ。

 

それでは、議論にならない。政治に無関心な人々にも響かないだろう。分断を助長するだけだとも思う。「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」「日教組!」と叫ぶ安倍晋三の同類に堕す、とは思う。

 

民主主義が、話し合いを前提とした、より高次の合意を目指すものなら、理由を示すべきであるとは思う。

 

しかし、である。あまりに安倍内閣は、ダメなことが多すぎる。いちいち理由を説明するのは大変だ。たまには「安倍政権は長すぎた、飽きた」という感性に訴えるのも良いとも思う。

 

しかし(しかしの連発)、正直に言うと、私の一番の理由は面倒ということだ。「民主主義の正当な手続きを面倒」と思うようになった。自分の老いを感じる。

 

 

話を変える。 

市役所から我が家に重要な通知が届いた。一応朗報である。

孫の4月1日からの保育所入所認定の通知書(第二志望)である。孫のあかりは、1歳7か月で保育園デビューである。

 

彼女は、まだ母乳を吸っている。母子ともに、うまく離れることができるか。乳離れ、子離れ、大変そうだなあ。彼女は、保育園生活にうまくなじめるだろうか。(私は、皆についていけないためだったろう、幼稚園中退である)

まあ、誰にでもいつかは来る試練である。 

 

私たち老夫婦には、少し寂しい気持ちがある。ミルクつくり、風呂入れ、抱っこで寝かせ、乳母車散歩。もう懐かしい風景である。寝返り、這い這い、伝い歩き、よちよち歩き、懐かしい。・・・・私達にも孫離れが必要だ。

 

 

娘は仕事に復帰する。介護福祉士である。大変な仕事である。かつて頑張りすぎて精神的に追い詰められたことがあった。今回大丈夫だろうか。まあ夜勤もないパートでの復帰なので、大丈夫だろうとは思っている。

 

娘の勤務先は、慢性的人手不足で、資格どころか知識も意欲のない人でも採用する。娘は、有資格者で、介護士としては有能と思う。それゆえ期待され、かつてのように頑張りすぎねばいいが、と心配している。

 

介護現場は、人手不足→勤務過酷→やめる→人手不足という負のスパイラルに陥っている。それを断つため、介護士の賃金・労働環境等の大幅な改待遇善が是非必要だ。

 

東京五輪やイージスアショアや辺野古埋め立てなどに不要不急のことに金を使うべきでない。

 

 

娘の4月就労は決まっていた。もし「保育園落ちた」となったら、われら老夫婦が孫のあかりの面倒を見なくてはならない。妻は、1月下旬から体調不良が続いている。どうなることかと思っていた所に、この朗報である。有難い。

 

 

この春、若い人の中には、仕事に復帰をせざるを得ない状況で、「保育園落ちた」という人もいるだろう。大変さは、想像に余る。現在の全国一斉休校施策で、仕事と育児の両立に苦しんでいる若い人も多かろう。

 

 

これは若い人ばかりの話ではない。老親の中にも、衰えた体力や体調不良の中、小さい子の面倒を見なければならぬ状況の人もいると思う。

 

 

もうすぐ新年度。何があっても日常生活は続く。各人が健康に留意して頑張るほかあるまい。