やったー勝訴だ、「国にも責任がある」ー仙台高裁判決

2020年9月30日午後2時、仙台高裁は、東電による福島第一原発事故に、国にも責任があると断じた。

 

 

当然だけれど、とてもとてもうれしい。

 

 

事故発生以前に、堤防の高さを超える津波が来る可能性が指摘されていた。危険な装置を動かす業者、それを監督する国は、万一に備えるのは当たり前だ。

 

簡単な話だったのだと思う。堤防を高くすればよかったのだ。それが金と時間がかかるなら、非常用のヂーゼル発電機を高い所に移しておけばよかった。または防水をきちんとしていればよかったのだ。万一に備えるのは、当たり前のことじゃないか。

 

 

簡単な話だったのだ。安全神話に酔いしれ、漫然と危険な装置を動かしていたのだ。それを国も指導してなかったのだ。

 

 

国・東電は、これを不服として、最高裁に訴えるだろう。最高裁よ、権力や原発村にそんたくすることなく、公平な判決を出してくれ。