孫と衝突  棄権しているうちに危険な国になりましたよ

今朝、孫と初めて本格的に対立した。

 

孫(2歳)が保育園に出かけるとき、いつまでも「アンパンマン動画」を見ているので、ユーチューブを切ったら、「じいじ嫌い」「どけて」と言って、両手で私を押してきた。泣きながらである。「保育園に行くんだよ」と言っても納得しない。なかなかゆうことを聞かなくなった。いやいや期というのだそうだ。ママに連れられて車に乗る時には機嫌を直したが、これからも同居のようだ。先が思いやられる。

 

彼女は太りすぎである。何せ食がいい。殆どいつも完食である。そしておかわりを要求する。0歳児からそうだった。ミルクを飲ませると、必ずもっと欲しいと泣いた。三つ子の魂百までと言うが、0歳の魂百までかも。お年頃になれば食わなくなるかな。色気に期待している。

 

衝突と言えば、

政治上では、菅内閣による「日本学術会議推薦の学者6名の任命拒否」事件で、全面衝突の様相である。

 

政府・自民党・政府応援の学者・評論家VSほとんどの学者・野党・多くのマスコミ・評論家という構図である。

 

問題の(法律上)の核心は、内閣が学術会議の推薦を拒否できるかどうかである。学術会議に関する法律では、「学術会議の推薦に基づいて内閣が任命」とあるのだそうだ。となれば、任命は、拒否できないはずである。百歩譲って、拒否できる場合があるとすると、その理由を言わねばならない。しかし言わない。言えないのである。その理由では通用しないと思っているからである。そして法律を無視する。

 

法律違反を平気でする。ワルだなあ、菅内閣

 

問題の(政治上)の核心は、拒否された6人の学者が政府が進めた安保法制・共謀罪等に反対の立場だったことである。反政府であったことである。

 

この拒否が認められれば、何かについて反政府的な言動をするものに対して、政府は差別しても良いということになる。

 

恐ろしい。これは独裁国家である。

 

反政府ということで拒否したわけではない、というなら、その理由を言って見な。

 

 

 

自民党は、日本学術会議に関して組織の在り方を検討するという。なぜ今。どんな問題があるのか。おいおい問題は、学術会議側にあるのではない。内閣が6名の任命を拒否したことだろ。

 

この時期こんなことを言い出したのは、学術会議に問題があるという印象を持たせようとしているのである。内閣が行った任命拒否という悪事から目をそらすためである。

 

ワルだなあ、自民党。姑息だなあ、自民党

 

自民党やその応援団には、学術会議に対するフェイクニュースを流しているものもいる。

甘利「学術会議は中国に積極的に協力」(後で訂正)等。

学術会議は、答申を出してない(政府が諮問しないから出さないのは当たり前)等。

10億円多いんじゃないか。年金貰えるんじゃないか。事務局員50人は、多すぎるのでは

等等。 

 

日本学術会議を悪者にしようと躍起である。もうなりふり構わず嘘をつく、印象操作する。

 

そういえば前内閣の時も、森友の時には、籠池が悪者、加計の時には前川が悪者という印象を盛んに流してたなあ。ほんとの悪者から目をそらさせるためにね。

 

国民は、この政府の印象操作に惑わされないように気を付けないとね。

 

自民党・政府は、選挙での単なる多数派でしかない。

 

多数派でもやっちゃいけないことがある。法律違反(日本学術会議に関する法律違反)は勿論、思想や学問による差別(そうでないというなら拒否する理由を言って見な)である。

 

 

自民党を懲らしめましょう。総選挙で多数派を少数派にしてあげましょう。そういえば政治上で自民党の仲間、公明党はどうしているのかな。どう思っているのかな。維新はどうかな。

 

 

特に近頃棄権している皆さん。棄権しているうちに危険な国になってしまいましたよ。