今年最後の播種・移植、ボランテイア、残念なこと

このところ好天が続いています。朝は冷え込みますが、日中は暖かいので、農作業もはかどります。

今日は、今年最後の種を植えました。絹さやエンドウとスナックエンドウです。どちらも、小さい株で越冬し、5月中旬から実を付けます。

今年最後の移植もしました。芯切菜(クキタチナ、カキナ)です。3月頃に食べます。来年の2月、ジャガイモの播種まで、大きな農作業はありません。

 

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見えますでしょうか。右下のごく小さな苗が芯切菜です。(播種がちと遅すぎました。この時期にしては小さすぎです)左上の糸が貼ってあるところに、さやえんどうとスナックエンドウの種を植えました。
一昨日は、今年最後のボランテイアをしました。池と道路わきの草刈りです。

 

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池です。右の方は池の中心部で、ノロが深く草刈りができません。

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池の土手です。

 

さて、近頃は残念なニュースが多いように思っています。

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その筆頭は、コロナ禍第3波の到来です。政府はこの到来を認めたくないようですが、手遅れにならないよう早めに認めて、対策を打ってほしいです。政府は、GOTOキャンペーンをやめ、その代りに補償をしっかり行い、検査をさらに強化してほしいです。これは、春にさんざん言われたことです。まさか春に比べて医療体制は強化されているのでしょうね。自治体が、地域的緊急事態宣言が出しやすいよう、政府は手当てをしてほしいです。春の予算で自由に使える予備費を十分用意したはずです。

国民に対しての、密を避ける、マスク、換気、手洗い、少人数・静かな食事、自粛要請・・・・ばかりでは、政府と言えませんよ。

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北海道の2自治体が、核廃棄物の最終処分場候補に名乗りを上げたことも、悩ましいニュースです。この自治体は、お金に困っているとはいえ、浅慮だと思います。福島の原発立地自治体の双葉・大熊も高度成長に乗り遅れて、安全神話を信じて原発に夢を託したのでした。その結果が、今の惨状です。尤も、核廃棄物はあります。原発事故はそれを格段に増やしました。どこかに最終処分場を造らなければなりません。北海道に作ってもらえば、福島県民としては助かります。しかし、福島と同じ運命が待ってませんか?心配です。原発は、決して町にほんとの発展をもたらしません。事故以前の双葉町の財政の破たんが、その象徴でしょう。どこが引き受けるとしても、原発全廃の約束(行程明示)が最低条件です。核汚染水の海水放流も原発全廃が最低条件です。

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社民党の解体は残念です。

私はかつて、旧社会党の「非武装中立」が正しい安全保障方式と考えてました。非武装中立と正反対の武装同盟が、二つの大戦の大きい原因と思うからです。(WWⅠ=独墺伊VS英ロ仏、WWⅡ=日独伊VS米英仏ソ中)

 

その戦禍を反省して、戦後、国連の集団安全保障体制(集団的自衛権行使は、正反対の武装同盟です)が平和維持方式として作られました。この集団安全保障方式の、先進の国家モデルが日本でした。集団安全保障体制の究極の姿は、個別の国家の非武装・非同盟・国際法の支配です。そのモデルとして戦後日本が考えられました。(勿論日本の軍事的無力化という目的もあります)しかし、集団安全保障体制を主導した米国が、自らこれを壊しました。

 

社民党の解党は、個別国家の非武装・非同盟=集団安全保障体制という考えの実現を目指す、日本国内の政治勢力の完全な消滅を意味します。

 

私は次のように考えています。

日本は、(現状の)武装同盟(自衛隊存続・日米同盟存続)から武装非同盟(自衛隊存続・日米同盟解消)、やがて集団安全保障方式(非武装・非同盟)を目指すべきと。

それを担う政治勢力がなくなったことは、残念です。

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日本学術会議に対して、日本政府が軍民両用の研究もするように要求しています。

これは、間違ってます。

(1)現在の問題は、菅内閣による学術会議推薦の6名の任命拒否です。その問題から目をそらさせるという意味があります。任命拒否は、学問の自由の侵害になります。勿論、憲法・同会議法違反の行為で、法の支配の無視です。邪悪な問題そらしです。

(2)学術会議が数年前に、内部の慎重な検討の結果、軍民両用の研究はしないと決定しました。故に政府の要求は、同会議の自治への攻撃です。

(3)同会議は、戦前の学問が戦争推進に使われたことへの反省に立って、軍事研究をしないという性格で設立されたものです。その経緯を無視しています。

(4)同会議も認めている通り、軍事と民生の峻別は出来ません。しかし、できるだけ軍事研究を遠ざけるという同会議の原則を外したら、研究が軍事に偏る危険性があります。安全保障は、軍事力ばかりで維持できるはずがありません。軍事力によらない安全保障が戦後日本の基本だったはずです。そちらの方に力を注ぐべきです。

(5)学問には公開性が求められます。一方、軍事研究は、秘匿性が求められます。秘匿性は、非人間的研究に手を染める可能性を高めます。故に軍事研究を遠ざけるべきです。勿論軍事研究そのものがもともと非人間的な性格を持っています。

(6)戦後日本は、同会議等の軍事研究否定という方針で、学問・技術を発展させ、40年以上にわたってGDP世界2位を維持してきました。それに自信を持つべきです。

(7) GPSとかコンピューターとかの民生技術は、他国の軍事技術から発展したと聞きます。日本で現在これらが使えているように、軍事技術起源の民生技術は、導入できます。日本は、純粋な民生技術の発展で儲けていきましょう。他国のまねをする必要はありません。

 (8)軍需と民需では、民需の方が圧倒的に大きいはずです。民需で儲けましょう。

 

負けるな、学術会議。政権は、学問に介入するな。

ということで、明日原町のスタンデイングに行ってきます。

一昨日は相馬のスタンデイングでした。

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 私も含め5名参加でした。さわやかな天気でした。

 ・・・・・失敗でした。朝起きたら投稿してませんでした。今日原町のスタンデイングに行ってきます。