ブログ再開します

家の新築に伴い、隣町に引っ越して一カ月が過ぎました。

少し落ち着いたので、ブログを再開します。ブログを休んでいた5か月中の印象的な出来事を思いつくまま、書きます。

 

第一 市会議員のだらしなさ、いい加減さ、やる気のなさ。

例の相馬市玉野の太陽光発電に関してです。(この玉野の山の大半が、あの熱海の土砂崩れ現場の持ち主麦島善光のものです。)

 

私達が5年以上反対してきた玉野のメガソーラーに対して、福島県農林課は、森林の伐採を許可しました。即ち林地開発許可申請書が通りました。今年7月15日のことです。この日は、相馬市民に対する第2回目の会社の説明会の日でした

 

不真面目の極みです。県行政は、市民の疑問や不満を聞き入れる姿勢がありません。まったく福島県行政もふざけています。

 

それ以上に、不真面目なのが相馬市議会議員です。

 

許認可権を持つ福島県行政が、森林伐採を許可した以上、いつ着工されててもしょうがありません。私達(相馬市民有志の会)は、相馬市と業者の間で結ばれる環境保全に関する協定書(以下協定書と呼びます)に、最後の望みをかけました。

 

次のような中身の協定書を市が結ぶよう、市議会に働きかけました。相馬市行政には、これ以前に、同様の要求をしてきました。

(1)洪水調整池(森林がなくなり保水力がなくなるので、大雨の場合、一時的に水をためるダム、長さ100~150mのもの、10基くらい)の長期にわたる保全管理に業者が責任を持つこと

(2)発電事業終了後(約20年後)、業者が原状回復(植林等)に責任を持つこと

(3)万一事故があった場合、無過失責任で業者が保障をすること

 

相馬市民にとって当然の要求です。ところが、市議会はこれを拒否しました。9月中旬のことでした。

 

その理由は、

市行政は民間のことに口出しできない。故に協定は結べない

全国に類例がない。故に協定は結べない

協定書を結ぶにしても、県の基準を守るように、市民の安全を守るようにくらいの中味しか結べない。

等でした。

 

ところが、市議会が拒否した翌日、私が要求していた「林地開発許可申請書」が情報公開されました。(2か月かかりました)

 

見てびっくりです。なんと、相馬市長立谷秀清と業者GSSG(玉野太陽光発電所の経営体、米国資本のファンド会社)の執行責任者の間で、「環境保全に関する協定書(案)」が、昨年2月に結ばれていたのです。

 

私達も知らなかったのですが、市会議員も知らなかったのです。私が情報公開していなかったら、このままで終わるところでした。

 

市議会議員は、市行政に対して、何の勉強もしてないことが露呈しました。

 

そして、市議会の審議の時には、市の幹部が7名出席していました。この幹部たちもひどい。協定書(案)を結んだ担当部長(農林部長、都市企画部長)も出席していたはずです。

 

 

協定書の中身もあまりにひどいのです。

私達が協定書に必要最低限と思う(1)~(3)は、影も形もありません。例えば保障は「業者に故意、または重大な過失があった場合保障する」という中味でした。

 

私達は、即時市長に面会を求めました。市長はあってくれず、秘書課長が応対に出ました。こんな協定書は問題外で、前に要求した中味の協定書を結ぶように、という要求でした。

 

秘書課長は、協定書の不備を認めましたが、業者との交渉には消極的な態度でした。

 

私達は、署名活動を始めました。(1)~(3)の中味を持つ協定書を結ぶようにという市長あての署名でした。

 

12月13日再び市長に面会を要求しました。570名の署名を持って。

 

秘書課長は、「市民の要求を業者に伝え、今は回答を待っている時」とのことでした。それでも、業者との交渉には、積極的言動はしませんでした。

 

私達は、もっと署名を集めて、市長にタフな交渉者として行動するよう要求するつもりでいます。

 

 

第2.幽霊屋敷の出現で、あっぱとっぱ(呆然としてなすすべを知らず、右往左往する、くらいの意味の方言)

一条工務店(新築元請会社)の営業員の電話から、この悪夢は始まりました。

「お宅の敷地に別な人の住宅が現存するので、ローンを組めません」

えー、そんな馬鹿な。狭い私の敷地に、どうして20年以上も前に解体した隣の家が現存するのか。

 

「うっそー、ビックリ仰天、青天の霹靂、寝耳に水、耳を疑う、藪から棒、・・・我らの家はもう解体終わっている。家はない。ローンを組めないと家は出来ない、われら5名は、家なき子になる。」

 

結局、隣の家を解体した人(故人)が、解体の登記をしてなかったのが最大の原因でした。結局、法務局による現地調査と登記要請に対する故人の応答がない事、この2点を確認し、法務局が、隣家の滅失を証明することになりました。今週中には決着しそうです。いやはや。

 

それにしても、私の土地になぜ別な人の家があったのか、謎です。土地家屋調査士の推測だと、昔々は、同じ番地がもっと広かったのではないかとのことです。

 

第三、こんなとこにいると病気になる

こんなとこ、とは病院です。ことの顛末はこうです。

 

9月に市の検診で、前立腺腫瘍マーカーが基準値を超えました。癌の疑いという事で、精密検査を受けることになりました。

 

11月末から二泊三日で検査入院をしました。二日目の検査は、朝から絶飲絶食=点滴。浣腸後、尾てい骨に麻酔。その後肛門にエコーの器具挿入、さらに注射針のようなもので10カ所くらいの細胞を採取、昼食は食べられるのですが、そのほかは、絶対安静。(尿は尿瓶に、大便は看護士付き添い=車いす移動)

 

血尿にはならなかったのですが、肛門から出血し、一日リハパンを穿いていました。

3日目の朝まで、絶対安静とのことで、きつかったです。

(検査の結果は、20日後の今日聞きに行きます。)

 

そこで思ったのは、「病院にいると病気になる」という事でした。あ、病気になってもいいのか、病院にいるんだから。なんだかわけわかんない。おあとはよろしいようで。