自民党と共産党のチラシを見た感想

新聞のチラシに自民党共産党のチラシが入ってたので、それを見た感想を書く。

 

自民党は、星北斗という候補者の「ふくしま自民党11の約束」という個人の宣伝である。

共産党は、いわぶち友という現職参議院議員の宣伝と共産党の宣伝の二種類である。

 

私は、選挙の時の、個人の宣伝には、基本的に興味はない。人間は分からないと思うからである。ただ、いわぶち友という国会議員には、玉野のメガソーラー反対運動では、

直接ではないが、経産省若手幹部への質問意見の場を設けていただいて感謝している。

「駆け付け、声を聴き、ともに歩む」というチラシのうたい文句に嘘はないと思う。

 

自民党候補の星北斗のチラシには、「地方再生」「復興加速化」「環境回復」「教育環境充実」「子育て・健康・医療福祉の充実」「人口減少克服」等11の約束が書かれている。

いずれもやってほしい事なんだが、これまで自民党の国会議員がいなかったわけではあるまい。ずーと自民党が政権を握ってきたはず。やれたはずだ。しかし私はやれてないと思う。自民党政権では、これらはできないのでは、と思ってしまう。

 

結局今のままで問題なし、と思う人は自民候補(公明支持)に投票するのだろう。今のままじゃダメと言う人は、野党に入れるのだろう。俺は野党へ投票する。

 

 

3つのチラシのうち、面白いのが共産党のもの。全体的に施策を述べている。

「軍事費2倍に反対」、「外交による平和」「最賃1500円」「日米同盟が戦火を呼び込む危険」「核禁条約締結」には俺は賛成だ。

「外交による平和」では、「アセアンが日米中ロも参加する「東アジア」サミット強化、ゆくゆくは、東アジア規模の友好協力条約を提唱していて、これに協力すべき」という主張、賛成である。アセアンがそんな提唱をしているとは知らなかった。

 

「年金削減ストップ」「消費税5%に削減」には疑問がある。年金削減は、働く現役の人の負担を軽くするという意味があり、やむなしである。

「消費税一律軽減」も多くの消費をする人の優遇になり、反対である。生活困難者には別な手当てをすべき。また、消費税5%軽減の代替税源が大企業課税(内部留保課税を含む)では、足りなさすぎる。

 

学費半減・給食費ゼロはいいが、その財源について触れていない。借金はまずい。今の世代が負担すべきである。故に相続税贈与税大幅アップ、総合課税の所得税かつ累進税率強化をすべき。なぜそれを言わないのかな。どうせアカとみられている。(笑)「金持ち(個人)から金をとる」を明確に打ち出した方がいいと俺は思う。

 

共産党は、「自衛隊活用は無責任」という批判に対して、「自衛隊違憲と考えるが、国民の合意がない限り自衛隊の存続を認める、それゆえ侵略された場合自衛隊を活用する」という。

 

この主張は、多くの人には分かりにくい。ここ弱点である。もう共産党も「○○の自衛隊は合憲」としたらいいのでは。芦田修正解釈を採用してもいいし、「国民の生命・自由・財産を守るのは国の責任と憲法で言っている」という理屈でもいい。

 

チラシを入れたのは、今のところ、自民党共産党である。他の党はどうしたのかな。

お金がないのかな。自民党はお金がある。自民党候補者の顔はネットに頻繁に出てくる。お金かかるだろうに。権力を持っているので政治献金があるからなあ。しかしこの金、見返りを求めるので、やばいな。

 

共産党は新聞販売で資金稼ぎ。自分達で配っている、偉いと思う。多分ただで配っているのだろう。よく知らんけど。配る人が、ただでもいいというなら、それでいい。

 

自民党の持ってる金というのは、よくないな。その金「俺たちのことよろしく」だろ。俺たち以外は、どうなるのさ。政治資金規正法があるが、ざる法と聞く。政治献金全面禁止の方が良い。そのため政党助成金を払っている。何なら給料を上げてもいい。助成金共産党ももらうべきだ。

 

他の政党は金がないのかな。公明(創価学会)はあるだろう。すごく。香典を持って行くという話を聞いた。事実かどうか知らんけど。なぜチラシを配らないのかな。身内の票を固めればそれでいいという作戦かも。他の政党は恐らく金がないのだろう。多分。