「ねえ、なんで平仮名で書いてないの」読書備忘抄録(2)

今日は9の日で月曜日。原町と相馬のスタンデイングの日です。

昨日から、相馬でも雪が降りました。

会津では大雪というニュースがありました。私が若いころにいた南会津では、1mを一気に超えたといいます。「雪、懐かしい」、なんていうと、当地の人には怒られるな。

でも懐かしい。そうだなあ、青春の思いと思い出を埋めてきたからでしょうね。

 

畑は白くなりましたが、道路にはほとんど積もってません。

 

出かけようと思いましたが、道路は、ところどころ凍っている状態です。軽トラは雪や凍結には弱いので、大事を取ってお休みです。孫の登園も、母親に頼みました。

 

午後の相馬のスタンデイングは、歩きですので問題ありません。

 

珍しいことに、小学校一年生が声を掛けてきました。「なんて読むの」「なんで平仮名で書いてないの」

 

うーむ、と詰まって、私思わず「今度ひらがなで書いてくるから」と思わず言ってしまいました。「借金大国の軍拡反対」とか「防衛増税反対」なんて、平仮名でどう書くのか?いやいや、変なこと言っちまった。

 

少ししたら、別の小一生、「なんでこの前の月曜日いなかったの?」私「えー、いたはずだがなあ」「えーと、帰ってくる時間が違ってたんじゃーないかな」

 

小さい子と話しするのは楽しいなあ。しかし、子供たちよく見ているんだ。

 

 

「永遠を探しに」(原田マハ

これまた、ブログ知人が触れていたもの。

帯には「世界的な指揮者の父と二人で暮らす、和音16歳。そこへ型破りの新しい母がやってきてー。母と娘の愛情、友情、そして家族の再生物語」とあります。その通りの内容でした。

 

へえ、とビックリさせられたことが結構あって面白かった。新しい母の秘密には、え、と驚きました。実母の秘密には、なるほどと思いました。ラストに近い「認知症の進んだ実母の涙」には感動しました。音楽のちからには、そんなこともあるだろうと思いました。また若者たちの弾む会話は、楽しいですね。

 

あたらしい母の病気は、ちと作りすぎかなあ。

チェロっていう楽器は、単なる伴奏楽器と思ってたけど、違うんですねえ。

 

近頃乱読気味です。心が動揺しているせいです。その原因は、政府自民党の敵基地攻撃能力・防衛費増作戦です。

 

動揺と乱読は、2月から4月にもありました。あのロシアのウクライナ侵略の時です。

 

第二次世界大戦が終わって77年。世代が変わったせいでしょうね。武力信仰が蔓延ってきました。そして勢力均衡式の平和構築(軍事抑止力理論)ばかりを重視する傾向が強くなってきました。それって二つの大戦争を起こした主因の一つなんですがねえ。

 

国連憲章前文冒頭を思い出しましょう。世界の皆さん。