この道美人が多い、よそ見するな

昨日は、久しぶりにダブルでスタンデイングに行って来ました。原町(南相馬)は私も含め4名、相馬は、わが夫婦を含めて5名でした。

写真は、原町です。

この三人と俺だけだからなあ。減少したのは、認知症が進んだ人と病気の人と腰痛で立ってられない人が多くなったとのことでした。

原町に行く途中、「この道・・・・」という看板で笑ってしまいました。田園地帯を走る県道です。交通量は多い。しかし私はここで、美人どころか、歩いている人を見かけたことがありません。

そうか、田んぼで働いている美人か?しかし、働いている人も見たことないな。タヌキならあるけどね。

そうか、美人の狸に気を付けよ、という意味か(笑)

 

さてスタンデイング。

どんどん人数は減ってます。特に原町は、2015年安保法制反対運動が盛んな頃、23名も参加したことがありました。

 

2015年ごろには、国民の中でも安保法制に反対の方が多かったです。

ところがです。

現在は、国民には防衛費増への賛成の意見が多いようです。その防衛費増には、敵基地攻撃能力を持つことも入ってます。「敵基地攻撃」って、安保法制反対の理由=「専守防衛から逸脱」の進化したものじゃないですか。

 

どうして防衛費増に賛成なんでしょうね。

 

お金の面でも、今現在とんでもない借金で運営しているのに、敵基地攻撃能力の為、もっと借金するのか、いや増税か、なんて考えないのかなあ。現状の予算編成でやりくりできるように政府は思わせてるけど、できるはずありません。その証拠に、政府は具体論にあまり踏み込んでません。ほんとは安定財源の消費税増税をしたいんでしょうけど、選挙で負けそうで言えないんでしょう。

 

 

慣れ、というのは恐ろしいです。「国外で自衛隊による米軍の応援」、なんて国民の常識じゃなかった。1999年の周辺事態法以降です。自衛隊発足の1954年から1992年のPKO(国連平和維持活動)協力法まで、自衛隊の海外派遣なんてなかった。

 

 

どんどん自衛隊の活動範囲が広がってきました。

 

自衛隊ができたころ、「逆コース」という事が言われました。

WIKIでは、戦後の日本の「民主化・非軍事化」に逆行すると言われる政治・経済・社会の動き、とあります。

具体的には、1952年破壊活動防止法、1954年自衛隊発足、自治体警察の廃止、教育二法などです。

 

これを進めたのが米国・自民党、財界、官界、これに抵抗したのが、社会党共産党、労組、多数の学者・学生でして、現在は逆コースの延長線上にあると私は思います。

 

逆コースは正しかったか、その答えは、まだありません。

 

私の判断では、人権尊重、民主主義という意味では、権力者には、抑圧するという意味で成功だったと思いますし、国民にとっては失敗だったと、思います。民主主義は明らかに後退したと思います。弱者の人権という点では少し進歩したと思いますが、人権全体としてはどうかなあ。

 

戦後に、経済が成長したという事では、逆コースは中立と思います。経済成長の主因は、豊富で優秀かつ安価な労働力の存在と思いますので、それは政治の在り方と関係ないですので中立と思います。

 

平和という点では、まだ答えが出ていません。いつまでも出ないかもしれません。でない方がいいのでしょう。

 

日本のかかわる戦争が起きれば、失敗と言えます。起きなければ成功と言えると思ってます。

 

さしあたっては、台湾でことが起こるかどうか?

 

政府は、台湾有事に参戦することを想定した準備をしてますが、米国を見てごらんなさい。今、米中トップクラス会談をしてます。米国は、ヤバイと思ったら中国と直接対話します。米国言いなりだと、日本だけが戦い、ある時点で、米中はなあなあ、となりかねません。米国から見たら、日本は中国との覇権争いの最前線、自衛隊は最前線部隊ですからねえ。最前線を見捨てるなんて、戦史上よくあることでしょう。

 

米国あやしいぞ。そうおもいませんか?