元カノに暴力で復縁を迫る

若いころ慣れ親しんだ作家がまた一人亡くなりました。

 

西村京太郎です(3月3日)。

 

彼の作品一覧を見ると、私がずいぶん読んだのは、1980年代のトラベルミステリーです。「○○特急殺人事件」なんて類です。考えてみれば、私は30代。仕事の息抜きに

頭の骨休みに読みました。私の場合推理小説で推理をしません。ただ読み飛ばすだけです。

 

西村のあとは、内田康夫です。これまた読み飛ばしです。内田の方が私は面白かった。

内田については、拙ブログで何回か取り上げました。

 

ちょっと前のブログでは、西郷輝彦がなくなったことを取り上げました。うーん、慣れ親しんだ作家や歌手がいなくなるのは寂しいな。それだけ自分も死に近づいているという事でしょう。

 

今日は強風の中散歩してきました。思うことは、また、ウクライナのことでした。

 

にわか仕込みの知識によると、ウクライナは有史以来、他国・他民族に支配、抵抗、独立を繰り返してきたようです。そのDNAを受け継いでいるなら、首都キエフが陥落しても、大統領が脱出して、ゲリラ戦を戦うかもしれない。そうなれば、ロシアは負ける。

但し膨大な犠牲が出ます。

 

プーチンはバカなことをしたものです。

 

これまたにわか仕込みの、生煮えの知識によると、ロシアは、近代では西欧諸国に侵攻され続けています。ナポレオン、WW1のドイツ、ロシア革命後の西欧列強の干渉(日本もシベリア出兵)、なんと言ってもナチスドイツ。この流れで行けば、冷戦がソ連の敗北で終わった後、ソ連のもとの支配地域が、元の敵NATOに参加することは、西欧に侵攻される恐怖があると思われます。

 

ブログでどなたかが「ウクライナNATOに入りたいというのは、元カノが自分のライバルになびくということ。ロシアはそれを許せないストーカー」と言ってました。

 

そんな感じだとおもいます。ナイフを持って脅して、ゆうことを聞かない元カノをナイフで再び自分のものに、これがウクライナ侵略ですね・

 

これまたにわか仕込みの知識ですと、ソ連崩壊後、親露派と親西欧派の対立がずっと続いたようです。親露派も政権についているわけですから、現在でもそれなりの国民が親ロ派と考えられます。現在ゼレンスキー大統領は90%以上の支持があるそうですけど、

それは確かなのでしょうか。それがホントとしても、首都陥落後のゲリラ戦は、傀儡の親ロシア政権のもとで行われます。恐ろしい過酷な戦いです。

 

ロシアの侵略を止めるためにはどうすればよかったか。これは是非考えておく必要があると思います。

①冷戦終結時、WTOソ連集団的自衛権組織)解散の時、NATO(欧米の集団的自衛権組織)も解散し、ロシアも含めて全ヨーロッパ集団安全保障体制をつくればよかった。

②冷戦終結時、米・EU・日本・ロシア・非武装国家・非同盟国家を中心に全世界集団安全保障体制の再構築をすればよかった=国連改革(5大国の拒否権廃棄、国連軍創設、個別的自衛権集団的自衛権廃止)

③、①②ができなくとも国際ルールの再構築=紛争はすべて国際司法裁判所の裁定に従う事、一国内の少数派の平和的独立を審査し認める恒常的機関創設)

・・・

以上ができなくとも

④親西欧派ウクライナ政権が、親露派支配地域の独立を認める(クリミア半島、東ウクライナの2州の一部)

⑤親ロシア派政権が、親西欧派支配地域の独立を認めること

⑥親西欧派政権がCIS(独立国家共同体旧ソ連の一部の協力組織)から脱退の時、

NATOにも入らず中立を保つ宣言をすること

ソ連崩壊後ウクライナが核をロシアに譲った時、核保有大国がウクライナの安全保障を確約すること(何せ、核拡散防止条約の優等生である。核を手放したんだもの。核保有国は、優等生を守る義務がある)

⑧⑦と逆にウクライナが核を手放さなこと。

ウクライナが④を素早くやって、NATOにまぜてもらうこと

今思いついたのは、こんなところです。

①は惜しかったと思います。結構可能性はあったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャガイモ植え付け/ウクライナ/お見事・坂井泉水

この5日間かけて、ジャガイモの植え付けが終りました。キタアカリ3㎏、男爵1㎏、

インカの目覚め0.5㎏、シンシア0.5㎏です。本当は十勝こがねを植えたかったのですが、すでに売れきれており、入ってくる予定もないとのことで、シンシアにしました。

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白いのは肥料です。その間に種芋が見えます。

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種芋に土をかぶせ、その上にマルチを張ります。蓄熱と防草のためです。例年2月上旬から中旬に播種するので、必ずマルチを張るのですが、今は3月。もう必要ないかもしれません。迷いましたが、やっぱりマルチを張りました。

 

まあ、一安心です。まずは、ネズミに種芋が食われないことを祈ります。毎年5~10株前後食われます。

 

 

不安が募るのが、ウクライナ情勢です。ロシア軍は民間への攻撃をしているとのこと、

大勢の民間人の犠牲者が出ているようです。それは、戦争犯罪です。

 

国際法違反の侵略を許すか許さないかですので、ウクライナ頑張れ、と言いたいです。しかし、頑張れとは、ウクライナ国民の犠牲をもたらすわけです。そこを考えると、少々不利な条件での平和交渉妥結も仕方ないか、なんても思います。例えば、ウクライナNATO加盟の20年間棚上げとか、東部2州の自称独立地域のロシア編入とか。・・・クリミア半島のロシアへの割譲はどうかな。私は、これもウクライナが認めるのならやむなしと思います。

 

但し、国際社会は、別です。ウクライナがどんな妥協をしても、ロシアの侵略は許せない行為です。国際社会の厳しい経済制裁は、ずっと続けるべきです。軍事力で言い分を通すこと自体が間違ってます。少なくとも、もともと国際社会が認めてなかったクリミア(ウクライナが認めたとしても)をウクライナに返還せよとは言うべきです。戦争が終わったからと言って緩めるべきではありません。勿論我々の側に損害が出てもです。

 

しかし、2国間の約束ごとだから、こちらが優先するのかな。

早く国際法=法の支配(この場合「軍事侵略の結果結ばれた条約等は無効」)が確立してくれることを切に願います。

 

交渉が妥結しても、無理だと思うけど、ロシアによる軍事施設以外の施設攻撃、民間人殺害への謝罪とか、民間への賠償金支払いとかを、国際社会は要求すべきと思います。

まあ絶対無理でしょうけど。

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ところで、ロシアの侵略について、NHKがはっきり「侵略」とか「国際法違反」とか言ってます。政府が「侵略」と言っているからなのでしょう。それでもいいことだと思います。

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近頃いいなあと思う歌を知りました。

坂井泉水という人の「揺れる思い」という歌です。ZARDというグループで歌っているらしいのですが、実にいいなあ。リズムが心地よいし、声がいいし、ハッキリ歌ってるし、歌手は美しい人だし、いうことないな。


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やったー!初めて、動画をブログにアップできました。皆さん結構貼り付けているのを見てうらやましいなあ、と思ってたんだけど、ひょいと見たら、「YouTube貼り付け」てのがあって、やったら簡単に出来ちゃった。うれしい。

この坂井泉水さんは、どうやらずっと昔若くして亡くなられた人のようで、もったいないです。でも永遠にこの歌とこの姿は残ります。

この人の歌に「負けないで」という歌があるようです。ウクライナにも「負けないで」と言いたいです。


www.youtube.com

歌そのものは、私にはいまいちですが、ウクライナには負けないでと言いたい。

一方では、無理はしないでとも言いたい。私も「揺れる思い」です。

 

今日ウクライナ支援に、少額送金しました。

 

久しぶりに地方銀行へ行って、ちと頭に来ました。ATMのところに「70歳以上の方は20万円以上は送金できません」という看板が立っていて、私は「馬鹿にするな、年齢差別だ」と思いました。しかし、すぐにネット詐欺に引っかかりそうだった自分を思い出して、「しょうがないな、親切に言ってくれているんだ」と思うことにしました。

 

 

 

 

 

プーチン・侵略やめろ/憲法実現・改憲反対

2週間ぶりにスタンデイングに行ってきました。先週は大風で休みでした。

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7名の参加でした。

久しぶりに新しいプラカードをつくりました。西側寄りとかロシア寄りとか関係なく、

侵略を世界が認めるか認めないかという瀬戸際だと思います侵略はやめろ。

(ところで、中・印・アラブ首長国連邦は、なぜ侵略反対の旗を立てないんだ。国際ルールの下で生きてた方が、長い目で見ればいいはずなんだけどな。)

ここで認めると、軍事力を使って他国の主権を侵害し己の欲望を満たそうとする国が出ます。ロシアより強大な中国も米国もその可能性があります。どこの国も。9条を手放すと、その内容によりますが、わが日本国もです。「敵地攻撃論」なんぞ、侵略になりかねません。そこまでいかずとも、武力による威嚇になる可能性はあると思います。

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プーチンと書こうか、ロシアと書こうか、迷いました。

ウクライナ侵略は、プーチン大統領の決断ですが、それはロシア国の行動です。プーチンを大統領にしているのは、ロシア国民です。その意味で、侵略にはロシア国民にも責任があります。ですから、ロシアと書くか、と思いました。一方、ロシア国内でも「戦争反対」という声を上げでいるロシア国民がいます。また、プーチンとロシア国民を分けた方が、この侵略を止めるのにいいかなとも思います。結局、「戦争反対」のデモをしているロシア国民に敬意を表し、また応援する気持ちで、プーチンと書きました。

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ロシア・プーチンと書いてきた人もいました。

どちらがいいのでしょうか。

いずれにしても、このような意見発表の場があることは良いことです。

 

プーチンは、核もあるぞと脅しているようです。困ったものです。ウクライナが核保有国であったら侵略されなかったか?そうかもしれません。使えないかもしれません。使う態度を示せば、核施設の核先制攻撃があったかもしれません。分かりません。悪くすりゃ、双方の核戦争になったかもしれません。

 

核抑止力が核保有の正当な理由なら、世界の国々が核を持つことが正当化されます。核拡散防止条約はまやかしです。現状やむを得ざるまやかしです。

 

本筋に戻りましょう。非戦闘員間まで殺傷する可能性の高い、あるいは最悪の場合人類の滅亡にまでつながりかねない核兵器を廃絶しましょう。

 

世界の世論の力で、核禁条約を世界の国々に結ばせよう。世界から核をなくそう。まずは日本政府に働きかけましょう。勿論自民党政府では望み薄です。広島出身の岸田でもやる気がないんですから。

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今回の侵略戦争は、NATO対CIS(独立国家共同体)の残滓、NATOWTO(ワルシャワ条約機構)の亡霊(プーチンの頭の中)という集団的自衛権の問題もあるのですから、早く戦後の世界の平和への決意、集団安全保障体制集団的自衛権の対極の考え)の再構築に力を注ぎましょう。

 

前にも言ったけど、冷戦終結時=ソ連崩壊の時がチャンスだったのです。「唯一の超大国米国」=集団安全保障体制(国連)のもともとの主唱者、「平和憲法保持かつGDP世界の10数%保持の日本」、「EUの国家主権の制限の考え」「非武装の10数か国」を種に、集団安全保障体制をつくるべきだったのです。未だ中国は経済力が弱い、あの1990年代がチャンスだったのです。

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自民党や維新の改憲意見は、

参院合区や教育無償化や緊急事態対応は、国会・政権の努力で解決できるし、

緊急事態対応は、政権による好き勝手=人権侵害をもたらす危険があり、

9条に自衛隊を書き込むのは、違憲の安保法制を合憲にするというものであり、

反対です。

さらに思うのですが、改憲は、彼らの「仕事をしている振り」と見えますし、日本の現状の諸問題の原因を憲法に転嫁しているようにも見えます。

しかし、私は、憲法の指し示すところを、戦後ずっと無視し破ってきた自民党政治が諸問題の根源と考えています。

そこで「憲法実現」と書きました。

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SealDsのかつてのパンフにありました。(引っ越しのどさくさで行方不明)「憲法は未完のプロジェクト」と。これは誰かの言葉を引用したものだそうですが、私もまったく同感です。憲法は、目指すべき努力目標なんです。憲法は、国民みんなで実施するプロジェクトなんです。

国民主権基本的人権の保障・平和主義は、国民が目指すべき永遠の努力目標です。

憲法12条は言います。「この憲法が保障する自由及び権利は、国民の不断の努力で保持しなければならない」

 

憲法は為政者(国会・行政・裁判所)を縛るもので、国民を縛るものでないと言う人がいます。

 

憲法が為政者を縛るのは当然ですが、私は自分が憲法に命令されているように感じるんです。市民革命以来血を流しながら自由・権利を獲得してきた多くの先人や戦争で殺された日本国民・アジアの人々や世界の人々に命令されているように思うんです。また、物心つかない小さい子どもたちや将来生まれてくる人々にも命令されているように感じます。ちと、大げさかな。

詳しくはだいぶ古い拙ブログですが、参照ください

 

a0153.hatenablog.com

 

そこで憲法実現」と書きました。憲法をないがしろにしてきた連中の改憲なんぞ

阻止します。改憲反対」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

値上げ/春-農作業/ウクライナ

例年に比べて3週間ほど遅く農作業を始めました。寒さと長引いた風邪と畑が遠くなったせいです。

 

まずは、ジャガイモ種まきの準備です。そのために冬畑の整理です。冬畑の主(ぬし),

、白菜と大根を処理します。白菜は、新聞紙にくるんで小屋へ、大根は大根漬けです。そのあとは、ごみ等の片づけ→牛糞撒き→耕耘、→畝立て→種まきとなります。本格的な農作業の到来です。

 

ここで、我が家の大根漬けを紹介しますと、

洗って皮をむいて、初め塩漬け次に酢とザラメと焼酎で漬けます。1週間ぐらいで出来ます。評判が良く、知人・隣近所に配ります。今年は、15~20㎏を3回漬けました。今日は、恐らく10㎏位でしょう。最後の大根です。

 

暖かい日です。15度にもなりました。これまでの3回と比べると天国です。水仕事ですので。

・・・・・・・

ひさしぶりにコメリ(ホームセンター)へ行ってびっくりしました。輸入の化成肥料がひどく値上がりしているんです。

私が常用している輸入の野菜専用肥料(窒素、リン酸、カリがそれぞれ14%含有のもの)が2250円/20㎏してました。これは、去年は1400~1900円でした。そのころ国産のものとの差が、300円~800円(輸入物が安い)ありましたが、今日国産物が2280円でした。30円しか差がなくなりました。私は今後、国産を使います。

遠くなった畑の行きかえりのガソリンも大幅値上げです。電気料も大幅値上げです。

ラーメン、うどん、油、小麦粉、納豆、豆腐、肉類、魚類も軒並み値上げです。

 

原材料・エネルギー・食糧を輸入に頼る日本には、原油天然ガスの値上げは痛いです。どうして原油天然ガスが値上がりするのか、世界の大きな力学が働いているんでしょうけど、よくわかりません。

 

ただ、アベノミクスの円安誘導もボディブローのように効いているのは間違いありません。民主党政権の頃1万ドルのものを80万円とか90万円で買えたのに、アベノミクス以降は、同じものを110万円~120円万出さないと買えないんですからね。

 

勿論円安も良いこともあります。輸出は、得します。同じ1万ドルのものを輸出しても80万~90万円でしたが、それが110万~120万円になりますからねえ。輸出企業は儲けて、一般庶民生活は苦しくなるのが、アベノミクスの一面でした。金(かね)余り故株価上昇なんて一応プラスの面もありました。株を持っている人は儲け庶民の生活は苦しくという面もありました。

 

「日本の水が山が土地・・・が中国に買われる」なんて騒ぐ人たちってどうして、安倍さん大好きなんでしょう?不思議です。彼は日本のすべてを買いやすくしたんですからねえ。

 

本格的な春の農作業をしながら、私はウクライナを思いました。中学か高校の地理で、

ウクライナって、何とかという肥えた黒土で、大穀倉地帯だなんて習いました。TVで見るとまだ寒そうな服装なので、本格的ではないでしょうけど、春植の作物の準備が始まるんじゃないですか。可哀そうに多くの農民が心配しているでしょう。戦争が早く終わってほしいと。

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この農民たちにとっては、支配者が、ソ連政府(1991年以前)でもウクライナ政府(1991年~現在)でもロシア政府(2022年~?)でも、政府なんて関係ないんじゃないかな。自分が平和で豊かで安定した生活が出来さえすれば。

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国家というのは、そこに住む人々が、自分たちの幸せのため契約しあって作ったものです。人々は、人々の利害対立を調整するため、政権を作ります。また政権が暴走しないように代表者による監視(議会)と憲法・法律による政権や議会の見張り役として裁判所を置きます。

 

さて、政権や議会は、(場合によって裁判所も)多数派(多くの場合見せかけの)によって運営されます。つまり国家は多数派によって運営されます。

 

多数派の国家運営に我慢できなくなった少数派は、自分達で別な国家を作りたいと思います。当然それは認められるべきでしょう。国家とは、そこの人々が自分たちの幸福のためつくったものですので。

 

 

国家はそれを認めません。認めないという事は、多数派の横暴です。少数派が多数派の横暴に耐えかねて新しい国家を作りたいと思った場合、その独立を認める、という国際的ルールを確立すべきと思います。これは、国家主権を超越したルールです。勿論これと同時に、いつでもどこでも誰にでも国籍離脱の権利も認めます。

 

 

私はそんな風に思っています。

 

 

ウクライナを思います。ウクライナ東部の一部の人が、ウクライナから独立したいと思うなら、それを認める。まとまってロシアに入りたいならそれを認める、ウクライナ政権は、黙ってそれを認めるということにします。勿論ウクライナに残りたい人は当然残る権利があるという風にすればいいのじゃないかなと思います。

 

こうすれば、今回のロシア政権対ウクライナ政権の戦いは起きないでしょう。プーチンにもさすがに侵略の口実はないでしょう。

 

中国で言えば、香港もウイグルチベットも台湾も、独立でも高度な自治でもそこの住民の意思のままにすることになります。勿論中国に入りたい人(少数派)は、それもできることになります。

 

 

独立も含めた住民主権を認めれば、世界のかなり多くの紛争・闘争がなくなると思います。また世界の国家(多数派)は、自国内の少数派を大切にすると思います。中国は、香港人チベット族ウイグル族も大切にするでしょう。

 

 

私は沖縄を思うんです。

日本政府(国民多数派ー見せかけの)に住民自治を踏みにじられ、不平等な扱いをされている沖縄人が、日本国から独立したいと思えば、独立できる方が良いと思います。独立できることになっていれば、日本政府も大切にするでしょう。

 

第一次世界大戦第二次世界大戦を通じて、民族自決=民族の独立という原則が確認されました。

 

こんどは、住民自決=住民の独立という原則を国際ルールにすべきと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確定申告での失敗/孫の反抗/新築の遅れ/ウクライナに思う

西郷輝彦がなくなりました。前立腺がんで10年の闘病生活だそうです。私も前立腺がん

の心配があり、同世代でもあり、他人事と思えません。

「君だけを」「17歳のこの胸に」「星のフラメンコ」など、青春時代に歌った歌でした。特に大好きなのが「初恋によろしく」でした。軽快なリズムに乗せてさわやかな恋を歌ったものでした。謹んでご冥福を祈ります。合掌。


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コロナ禍の中、申告会場に確定申告に行ってきました。

一昨年と昨年は、パソコン上で処理したのですけどねえ。どうしてこうなったかと言いますと、自分のパスワードを忘れてしまったからです。何をやっても自分の申告書にアクセスできません。あきらめて、会場に行って処理してきました。

何処かに書いておけばよかった。バカな失敗です。

 

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このところ、娘と孫が一週間おき程度にやってきます。保育園を卒業して幼稚園に入る準備のためです。集金袋とか上履き入れとか4種類ほど作らなければならないのだそうです。孫を私達に見てもらって,、作ることに専念するためです。孫を見ているのはいいのですが、別れ際が大変です。「じいじと一緒にいる」やら「ばあばと一緒に寝る」とかいい張り、大泣きします。かといって寝ることは決してありません。天邪鬼期と言ったところですか。

 

 

確かに自己主張は強くなっています。あれはいつでしたか、ブランコに乗って私が押している時、「手を離すなよ」としつこく言ったせいでしょうか、わざと手を離して落下しました。幸い大きなけがはしませんでしたが、危ないことです。

 

 

もっと大変なのが、食事の時です。

ひどい食いしん坊で、かなり太ってます。手足の太さ、おなかの出具合。デブです。そのせいか、動きが鈍く見えます。母親は、できるだけ食べさせないようにしているんですが、泣きながら反抗します。

 

必ずお替りします。

お替りの時、少なかったり小さかったりすると、食べ物を手でむしったり、口から出したり、投げたりします。母親は怒って、・・・・もう地獄絵です。毎回毎回こんなことをしています。

 

これは反抗期ではなさそうです。妻に言わせると、生まれた時から食いしん坊だったと言います。そういえば私の経験でも、まだミルクを飲んでた頃、飲み終わると100%泣きました。あれはもっと飲みたいという事だったのでしょうね。

 

 

「私は、吐くくらいに食べさせれば」なんて提案しますが、娘はダメと言います。自意識や色気が出るまで、こんなことが続くのでしょうか。

 

 

 

新築なった暁には、毎日一緒に住むことになります。さきが思いやられます。

 

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新築と言えば、工期が遅れそうです。困りました。コロナで資材が滞っているという話も聞きます。

11月初旬に解体、今もう2月下旬。なのにまだ基礎もできていません。型枠さえも姿がありません。7月引き渡しのはずなんですがねえ。もう畑仕事も待っているので相馬に帰りたいです。

 

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2022年2月22日。2続きの日です。2222年2月22日は、世界は、日本はどんな風になっているでしょうね。はて、1111年11月11日のころはどうだったかな。日本では平安時代末期、各地に武士が勢力台頭のころですね。その後武士政権誕生→武士の支配→武士の消滅→地主・資本の支配→地主の消滅・資本の支配なんて替わるわけですから、2222年なんて想像を絶する世界でしょうね

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2022年2月22日私にとっては極めて大きな日です。市役所とおそらく最後の大きな折衝をしてきた日でした。5年間戦ってきた玉野太陽光発電所建設阻止の手段が完全になくなりました。一方条件闘争では、一定の成果を上げた日でもありました。このことについてはいずれ報告いたします。

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2022年2月22日世界にとってはどういう日でしょう。ロシアが東ウクライナの一部地域の独立承認・ロシア準正規軍派遣した日です。数年前のクリミアと同様の動きです。これに対してNATOウクライナ・世界がどう反応するか、目を離せません。

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ある主権国家の一部の人が独立を宣言し、それを他の主権国家が認め、要請に基づいて軍隊を派遣した場合、国際法上侵略となるのかどうか、専門家の意見が聞きたいです。

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侵略でないとなったら、それはしょうがない事となるのでしょうか。

侵略であるとなった場合、国連の決まりでは、初め経済制裁、次に軍事制裁となります。それは安保理決議が必要でしょう。ロシアは当然これに拒否権を行使します。となると、有志の国々が、経済制裁や軍事制裁をすることになります。軍事制裁は、大きな戦争になる可能性もあります。経済制裁しかできないでしょう。いやするべきではないでしょう。

侵略かどうか不明の場合も、有志の国々の経済制裁・軍事制裁ということになります。

この場合も、軍事的制裁はすべきでないでしょう。

勿論、ウクライナ(自称独立地域以外のウクライナ)にロ軍が侵攻した場合、これは侵略です。この場合厳しい経済制裁を一致協力してやるべきです。軍事的制裁は、どうか。やはりやらない方がいいのかな。ウクライナNATOに入ってれば、NATOは、文句なく軍事行動をするでしょうから、そしたらロシアも侵略はしないでしょう。この意味では集団的自衛権は有効ですね。こう考えると日米安保条約も抑止力があると言えます。勿論1999年周辺事態法以前の安保条約で充分です。

 

 

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(反省と夢想)

国連の改革が必要でした。東西冷戦終結時、唯一の超大国アメリカがそれを主導すべきでした。その時GDP世界2位・世界の10数%のGDPを持ちかつ国連憲章と親子関係の憲法を持ち、平和国家としての尊敬もある程度あった日本が、米国を後押すべきでした。日米とも自国の主権を一部国連に委譲してもです。非武装の10数か国や世界の良識ある国家がこれに賛同したはずです。少なくとも公正と信義を持つ諸国民は、自国政府を国連改革の方に動かしたでしょう。

 

5大国の拒否権をなくすこと、皆平等にすること、各国拠出の国連軍創設、紛争を司法的に解決するという原則を立てるべきでした。そうすれば、今回のロシアの横やりは防げたのではないかと思います。中国のわがままも防止できたと思います。

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台湾問題。

中国が台湾に軍事侵攻したばあい、これを侵略と言えるかどうか。

台湾は主権国家か。

領土と国民と統治権を持つ政府がある故主権国家と言えそうです。人権・民主主義から見ても立派な国家でしょう。

ところが、世界の国々は、台湾と正式国交がありません。最大の後ろ盾の米国だって、北京政府を中国政府としています。日本も勿論そうです。

難しいです。

台湾問題については、前の拙ブログから考えが進んでません。分かりません。少なくとも日本は、中国の台湾への武力侵攻の場合、深入りすべきではありません。そのためには、政府が米国に引きずられないため、安保法制は廃棄しておくべきです。勿論政府の手を縛るため、9条も改変してはなりません。

 

a0153.hatenablog.com

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男はバカだなあと思います。

共同通信社世論調査で、敵基地攻撃能力保有に賛否を問うたところ、男性は62.1%が賛成、女性は反対が53.6%だそうです。

 

移動式・地下式の多数のミサイル基地を100%捕捉・攻撃できるはずがありません。原潜はどうですか。100%捕捉は無理でしょう。

 

超高速かつ多弾頭ミサイルですからすべて撃ち落とすのは無理です。数発から数十発のミサイルが確実に日本に着弾します。悪くすると核ミサイルかもしれません。日本の中枢を防御できても、原発や工業地帯(危険物いっぱい)を狙います。終わりでしょう。

 

抑止力が高まると考えるんでしょうけど、この能力は、敵が攻撃する原因をつくります。お前ら俺のところ先制攻撃する力があるな、それだったら先にやっちまえと。

 

攻撃能力では、米国が世界最高です。それに加える攻撃能力なんて不要でしょう。

 

尚同調査によると、政党支持者別では、賛成多数が自民56.7%、維新57.7%、国民民主57.9%、反対多数が、公明54.4%、立民70.3%、共産75.6%だそうです。支持する政党がない層でも、反対が52.9%だそうです。日本国民もバカばっかりじゃない。

 

思ったのは、創価学会の人たちと公明党政治家は大きく違うんじゃないかという事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴェネツィア共和国外交の柔軟性(15世紀~16世紀)

塩野七海の「コンスタンティノープルの陥落」(1453年)、「ロードス島攻防記」(1522年)、「レパントの海戦」(1571年)を読んで、ヴェネツィア共和国の外交は、柔軟性に富み、なるほど外交とはこういうものかと、感心しました。

 

但し、原史料に当たっているわけではなく、また他の歴史書を参照してるわけでもありません。以下に書くことは、あくまでも上の3冊で得た知識を基とする思いです。

 

(1)まずは、コンスタンティノープルが陥落(1453年)したときのヴェネツィア共和国の動きです。

 

陥落させたのは、トルコ帝国です。コンスタンティノープルは、ローマ帝国の末裔東ローマ帝国ビザンツ帝国)の最後の根拠地です。勝者はイスラム教国、敗者は、キリスト教国です。この陥落は、東地中海がキリスト教国支配からイスラム教国支配へ移る一大転機です。

 

ヴェネツィア共和国は、強力な海軍をコンスタンティノープルの支援に当て、奮戦しますが、トルコ帝国に敗れます。

 

敗戦後、ヴェネツィア共和国は、硬軟両作戦をとります。

 

は、トルコの攻撃に備えて、各海軍基地への臨戦態勢指示、攻撃が予想される地域への軍船増強、本国での軍船大建造命令です。

 

は、トルコへ急使を送っての通商再開への努力です。まず、スルタンへの贈り物作戦。さらに、「コンスタンチノープル陥落の際の損害の要求をしない」、その上「敵対したのは個人であり、ヴェルファイア国家としてはそれは遺憾」とまで使者に言わせました。国内では、戦ったヴェネツィア共和国「個人」の遺族に手厚い保護をします。

 

ヴェネツィア共和国は、コンスタンティノープル攻防戦では、西欧諸国で唯一国旗を掲げて戦った国家です。

 

ほかに、ジェノバクレタアンコーナ(イタリア)、カタロニア(スペイン)、プロバンス(フランス)の諸都市国家が参加してましたが、国家としては参戦してません。

 

トルコに対しては、個人として参加と言い(つくろい)、西欧諸国に対しては、ヴェネツィア共和国として戦ったと言って、西欧諸国の非難を弱化させ、トルコとの通商を復活させました。

 

通商で生きる国家の面目躍如です。見事な外交戦略です。

 

(2)この個人と国家を使い分ける作戦は、ロードス島攻防(1522年)でも発揮されます。ヴェネツィア共和国は、中立を宣言しつつも、自国の最優秀の築城技士が自国領クレタから脱出するのを秘密に援助しロードス島を支援させます。これでトルコにも恨まれず、西欧諸国からも非難されないようにしました。

 

 

(3)さらに見事なのは、レパントの海戦勝利後の行動です。

1571年レパントの海戦は、スペイン王国ヴェネツィア共和国ローマ法王庁、イタリア諸都市、聖ヨハネ騎士団が同盟を結び、トルコ帝国海軍を決定的に破った海戦です。海戦の中心は、やはりヴェネツィア共和国海軍です。

 

しかし大損害を受けたトルコは、海軍復活に力を注ぎます。同盟側は、次の決戦に備えますが、なかなか足並みがそろいません。

 

1572年には、同盟側は出撃しますが、意思疎通ができずまとまりません。トルコ側も様子見で、大決戦はありませんでした。

 

この冬ヴェネツィア共和国は、まとまらない同盟国側に見切りをつけ、コンスタンティノープルの外交大使バルバロを通じてひそかにトルコと交渉します。

 

1873年、交渉が成立します。

 

トルコに占領されていた元の自国領キプロス島放棄(!これでも勝者?)の代わりに、全トルコ領内での経済活動の自由を得たのでした。

 

これは西欧諸国から厳しく非難されます。なんせ同盟の「単独で講和はしない」という約束を無視したからです。

 

ヴェネツィア共和国は、同盟を見限り、トルコ領内での通商を優先させたのでした。

通商で生きる国家だからです。

 

 

これは、フランス(仏)とスペイン(西)という当時の2大強国の争いに巻き込まれないためでもあります。フランスはスペインに対抗するためトルコと手を結ぶという秘密交渉をしていました。この2大強国のどちらにも味方せず、中立というスタンスで、単独でトルコと講和します。

 

 

仏西両大国の対立に巻き込まれないよう、しかも命綱である通商を最優先して、不利な条件でも、これまでの激戦相手トルコと単独で講和します。

 

 

このヴェネツィア共和国外交についてはいろいろ評価できると思います。

 

二枚舌、ずるい、と見えるかもしれません。トルコに対しての言い分(個人が参戦)とキリスト教同盟に対する言い分(国家として参戦)はあきらかに違います。

 

また、キリスト教同盟国側にとっては裏切り者と見えるかもしれません。キリスト教徒にとっては、イスラム教側に寝返ったと見えると思います。

 

私は、しかしこれを立派な外交と思います。

 

ヴェネツィア共和国は、海洋都市国家です。根本は、通商です。膨張するトルコ帝国領内各地との通商は、命綱です。

 

フランス・スペイン・トルコは、広大な領地と多くの人口を抱える大国です。こんな中で、生き延びていくには、二枚舌も同盟への「裏切り」もやむを得ない事と思います。

 

 

ヴェネツィア共和国は、いつもどこよりも率先して全力でトルコと戦ったという事実があります。

 

1453年の敗戦後は、二枚舌を使っても通商獲得は必要でした。1571年の勝利後も大国間の争いに巻き込まれず、通商を維持するには、敗者トルコとの不利な単独講和も必要でした。

 

私は、この柔軟性は、見習うべきものと思っています。

 

但し、レパントの海戦前後の5年間、コンスタンチノープルでトルコとの交渉に当たった大使バルバロは、本国の姿勢を厳しく批判します。

 

「国家の安全と永続は、軍事力によるばかりではない。他国が我々をどう思っているかの評価と他国に対する毅然とした態度によることが多いものである。ここ数年、トルコ人はわれわれヴェネツィアが結局は妥協に逃げるという事を察知していた。それは、我々の態度が礼を尽くすという外交上の必要以上に、卑屈であったからである。ヴェネツィアは、トルコの弱点を指摘することを控え、ヴェネツイアの有利を明示することを怠った」(「レパントの海戦」P258)

参考

 

a0153.hatenablog.com

 

 

確かに柔軟性は、毅然とした態度には見えません。しかし生きるためには仕方がないのではないかなと思います。一方、トルコ派遣大使バルバロの言うことも尤もと思います。

 

柔軟性と毅然とした態度の両立!

 

 

私は、このバルバロの言葉で、戦後の日本外交を思います。米国に対して卑屈すぎるんじゃないかとずっと思ってます。

 

一方でまた、ヴェネツィア共和国の外交の柔軟性についても、日本外交を思います。

あまりに柔軟性に欠けているのではないかと。米国一点張りすぎるんじゃないかと。

 

 

戦後日本外交は、卑屈で毅然としてない上に柔軟性に欠けると思います。

 

 

毅然とした姿勢を持ちながらかつ柔軟性が欲しい。

 

毅然とした姿勢とは、筋の通った一貫性と思います。しかも他国も認める一貫性と私は思います。

 

 

現代での他国も認める筋の通った一貫性とは、二つの大戦の反省のもと、世界がつくった国際法に基づいた外交と思います。

 

 

世界が認める国際法は、安全保障面では、集団安全保障方式集団的自衛権の対極のもの)です。この安全保障方式は、日本国憲法と対をなすものです。この二つは親子なのです。

 

わが国は、日本国憲法をよりどころに、この安全保障体制を求め続けるべきでした。

 

 

それでこそ、毅然とした一貫性のある、かつ他国から認められる国家であったと思うのです。それと柔軟性(一応:個別的自衛権自衛隊)、集団的自衛権日米安保条約)と考えて)との関連ですが、・・・・。

 

 

このことについては、別仕立てで、述べたいと思います。まとまればですがね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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