国葬費は、国庫に返還すべき

8月初旬から新築への引っ越しが始まり約1か月で物の運搬は終わりましたが、まだまだ片付きません。永遠に片付かないかも、と不安になります。ものが多すぎる。新築に関係する諸手続きも終わってません。いただいたお祝いへの返礼も終わってません。まだまだ忙しそうです。この間、世の中は、私事にかかわりなく進んでいます。

 

 

一昨日、安倍元首相の国葬が行われました。

 

私は、安倍氏国葬に値する業績はないと思い反対してきました。その理由は、国葬を内閣が言い出した日のブログに書きました。

 

a0153.hatenablog.com

 

安倍氏の業績についての評価は様々だと思います。すごい業績を上げたと思う人もいるでしょう。

 

彼の業績については、別に検討しなければなりません。国葬そのものについて述べます。

 

私は、国葬そのものに反対です。国家がある個人に国全体として弔意を示すのは、その時の政権の宣伝に使われると思うからです。靖国神社の存在は、国家が、人の死を戦争遂行のために使ったものです。それと同様と思います。山本五十六国葬も戦意高揚に使われました。

 

象徴天皇国葬も、象徴天皇制の宣伝となります。故に国葬に反対です。いかなる政体もその決定権は国民にあると思うからです。(日本にも天皇制のない共和政だってありうる。憲法改正が必要ですけど)

 

そういう考えなので、元総理大臣の国葬には反対です。

 

人の死を国家や政権の宣伝の使っちゃいけないと思います。

岸田内閣は、国葬の理由の一つに、弔問外交なんて言ってますが、それは人の死を利用することに見えます。

 

百歩譲って、どうしても国全体で弔意を示したいというならば、まずは国葬法を作るべきです。その法律に、決定の手続き、対象者の厳密な資格規定とその経費の上限、国葬の方法、弔意の強制はしない(憲法違反になる)等を決めて実施すべきです。

 

今回の安倍氏国葬は、法律の裏付けのないまま、しかも国会の承認を得ぬまま、国税を使って行ったものです。国葬法がない以上、、国税支出には国会の承認を必要とします。故に、この支出は、内閣による不正支出と思います。

 

内閣は、国葬に使った16億円を国庫に返すべきです。

 

という事で、原町のスタンデイングに行ってきました。

私を含めて7名の参加でした。

国葬がすでに行われたので、このような意思表示としました。

今後の政治課題のメインは、次のことかと思います。

(再掲)
本日は、日本と中国の国交回復50周年の日なのだそうです。日中関係については、いつか、別に意見を述べようと思います。