2016-01-01から1年間の記事一覧

巨大な防潮堤は疑問ー「潮の音、空の青、海の詩」を読んで

久しぶりに熊谷達也を読んだ。「潮の音、空の青、海の詩」と言う小説である。熊谷は、私の好きな小説家の一人である。彼の小説は、幅広い。いずれも面白い。その彼が3・11を経験して、「これまでのようには、小説は書けない」とどこかで言っていたが、近頃彼…

あぶられるスタンディングに秋の風

今日は9のつく日です。隣町のスタンディングの応援に行ってきました。 写真では分かりませんが、今日は、初めて見る若い女性も参加していました。しかし、総勢で11名です。だんだん数が減ってくるようです。予報と違い上天気となりました。直射日光にあぶら…

「日本の憲法は、我々が書いたものだ」と言う米国要人の発言について思う/オリンピック・甲子園大会

表題の発言は、バイデン副大統領の発言である。トランプ候補の「日本も核兵器を持って良い」と言う発言に対する批判である。このことについて感想を述べる。(1)バイデンの言葉には、上から目線を感じて不愉快である。また事実にも反している。日本につい…

オバマ大統領の「核兵器先制不使用」政策について

オバマ米大統領が検討している「核兵器先制不使用」宣言に対して、安部首相が反対姿勢を示したと言う報道がありました。それは間違っています。残念なことです。日本は、米国の核兵器先制不使用を応援すべきです。 核兵器は、広島・長崎の被害で分かりますよ…

靖国参拝についての、この時期のいつもながらの主張

この時期の、いつもながらの主張です。いつもご訪問の皆様、読み捨ててください(1)靖国神社への国会議員の集団参拝や閣僚の参拝を批判する。A.靖国神社は、戦後は、一宗教法人である。国会議員の集団参拝は、公的活動である。閣僚は公人である。公人や…

日本国の安全保障は、安保法制ではなく、国際法中心外交でやるべき

これまで何べんも言っていることなので、拙ブログにご訪問の方には、聞きあきたことと思います。しかし、初めての人もいるかもしれませんし、言いたいことを言わないのは、「腹ふくるるわざ」なので、言っておこうと思います。尚現時点では、係争地である尖…

アベノミクスはキリギリっス/誠意の人

今日は、朝から涼しい風が吹く。 11時ごろ強い雨になった。しかし、約10分で上がった。干天の慈雨には程遠い。もう何日もまともに雨が降っていない。この間、朝夕小川で水を汲んで畑に運んだ。少し休みたいところだが、作物は休ませてくれない。地元のスタン…

植物は強いなあ

突然我が家の畑の擁壁工事が始まることとなって、夏野菜を撤去しなければならない事態になった。隣家の新築工事に便乗した工事なのでやむをえないのである。しかし、ここまで育ててきた野菜を撤去するのはつらい。工事の人「バックホーでやれば簡単だ」(・…

馬鹿やったのに幸運、 都知事選、相馬スタンディング

昨日僕たち家族は、大小10枚の網戸を張り替えに出した。お盆前の大掃除で、網戸を洗っていたら2枚破けたので、ついでに古い10枚を出したのである。ところが修理には1週間以上かかると言われた。持ちこんだ勢いで、修理をお願いしたが、帰宅してがっかりした…

馬鹿やったののに幸運で大逆転/

俺たちは、今のところ負けている/ そして原町スタンデイング

菅野完「日本会議の研究」を読んだ。その感想を述べる。 面白くて一気に読んだ。 (1)安倍政権の政治の動きは、日本会議の考えと良く似ており、安倍政権を裏で日本会議が動かしていると思った。ただし、「個人より国家」という政治的信条の部分であり、経…

最適と唯一は違うー「辺野古は唯一」の再考を

7月20日、日本政府は、辺野古新基地建設を推進するため、抵抗する沖縄県を訴訟に訴えた。また、高江で強硬手段に出た。参院戦勝利後、話し合いや様子見から、強行突破の道に戻ったと言える。この機会を狙ってたのか、朝日新聞では同日、オピニョン欄の耕論で…

「頑張ってくださーい」相馬スタンディング/相馬野馬追いのことなど。

本日7月25日、いつもの場所で殆どいつものメンバーで、安保法制反対のアピールスタンディングをした。午後1時30分から2時までの時間である。かなり気温は高い。原町からの応援も含めて11名である。 メンバーの数名は、車で通りかかる人たちに、手を振る。私…

原町スタンデイング/ツケはすでにきている(中村哲医師)

東北南部は、まだ梅雨明け宣言はないのですが、昨日、今日とかなり暑くて、梅雨明けしたような感じです。そんな中で、恒例(9につく日)の原町スタンディングの応援に行ってきました。 原町のメンバーです。ちと見えませんが、女装のおじさんもいました こ…

利尻・礼文島旅行

東急観光のツアーで、稚内・礼文島・利尻島3泊4日の旅行に行ってきました。私は、乗り物と利尻富士に興味があり、妻は、海鮮料理と離島の花々に惹かれました。私は、函館新幹線・格安チャーター機(函館→稚内)・フェリー(稚内→礼文→利尻→稚内)にのってみ…

みんな、よーく覚えておこう

やはり、安部首相は、選挙で勝つと、憲法改正を言い出した。何とずるい人間か。「自民党憲法改正案の通りになるとは思っていない。話し合いで自民党案をベースにどこまで妥協できるか」といった。当たり前だ、あの不出来な憲法草案なんぞ問題外だ。それ以前…

野党共闘の深化を望む/相馬スタンディング

参院戦自公圧勝、改憲勢力2/3獲得という結果、残念であった。アベノミクスの失敗(経済成長出来ない、格差拡大、借金増大)と安倍ファッシズム政治の、「民主主義否定、平和主義否定、人権抑圧」は明白と思うが、国民には、それより大事なことがあったと…

選挙で安倍政治を掃き棄てよう/キリンの子

今日は選挙前最後の原町スタンディング。あいにくの雨模様であるが、皆元気に参集。18名参加。 今日は4ツ角全てに立ちました。 着物姿の女性も参加 戦争いやなら選挙へ行こう、いいねえ。 失った命を生かす私の一票、なおいいねえ。最高傑作はこれだ。 最初…

クリスティーヌが愛したのは

暇なので(仕事・家事などで忙しい人、ごめんよ)ビデオにとってあった「オペラ座の怪人」を見た。2004年の映画作品である。俺がまだ現役のころ、仙台で見た映画である。12年前仙台で映画を見た時、最後の場面で、クリスチーヌが怪人を愛しているのか、ラウ…

勝っても負けても、スタンディングやる!

昨日は恒例の相馬スタンディングの日。 いやー暑いさなかの30分は、きつい。汗がだらだらだ。 今日の私のプラカードです。 今日は「相馬市9条の会」のでかいやつも登場。原町からも応援の人が来た。それでも総勢10名である。途中で、自民党の片山さつきの選…

アベノミクスはうまく行っているか、失敗策か

前もって言っておこう。 英国のEUからの離脱という出来事は、今後日本経済=アベノミクスに影響を与える。しかし、アベノミクスに暗雲とか、アベノミクスが危ないと言う言い方は、3年半のアベノミクの成功・失敗の判定に関係ないことである。つまり、英国…

デモ三連チャン、街頭で論争

月曜日は、相馬でいつものスタンディングをしました。 日差しは暑かったですが、風がさわやかで、気持ち良かったです。 いつもの交差点で、いつものメンバー。 今回の私の作品。隣町のメンバーの背中にあった「護憲反戦」を借用した火曜日は、福島市で、「生…

見あきない映像ー「東京物語」−、家族愛、自民党憲法草案

近頃は政治や経済のことばかり考えていて、せっかくこの4月から完全退職したのに、どうも人生を狭くしている気がして、一番評価が高い日本映画「東京物語」を見た。(どうしてこういう発想になるの?)一番というのは、外国での評価らしく、まったくの未確認…

いやー厳しいなあ、改憲4党で2/3うかがう

昨日から今日にかけてNHK、毎日、朝日、日経、産経で、上のような序盤の選挙情勢が発表された。自公や大阪維新は強いなあ。私は、自公政権が成立させた秘密法や安保法制は、内容的には戦後の民主主義や平和主義を壊す悪法であり、その成立手法は、手続き…

信号無視の安保法、廃棄!

今日は、わが町のスタンデイングの日です。 まあ、忙しい天気でした。1時ころには、にわか雨で、急いで洗濯物を取り込みました。 スタンディングは、1時半からです。まだ雨がぱらぱらなので、傘を持って行きました。 ところが、途中から雨が上がって、日差し…

私たちは、平和裡に生き延びられるのだろうか、ーNスペ「グレートファミリー」を見て

ビデオに取っておいたNHKスペシャル新映像の世紀第2集「グレートファミリー」を見た。私には知らないことが多くて、面白かった。第2集「グレートファミリー」では、20世紀のアメリカを動かした大資本家たち(財閥)の話を扱っている。以下に感想を書…

「借金は返そうね!大人!」への私の回答

これは、朝日新聞今年2月24日の声欄に載った、15歳の高校生の投書である。 これに答えなきゃとずっと思いながら、自分にも分からなくて、もう3か月以上もたった。いつまでも答えないのは卑怯なので、無理して答える。(今は、一部しか答えを持っていない)…

平和憲法が泣いている

今日はかなりの雨の中、わが町6、7回目のスタンデイングである。 隣町から2名応援に来てくれて、合計9名である。 いつもの交差点。雨が少々ふきかかる。 雨の連想からこんな文面になった。 ゆるく解釈しても憲法は、専守防衛しか認めえない。場合によっ…

テリーの愛ー「ライムライト」を見て

ビデオにとってあったチャップリン「ライムライト」を見た。2回目である。 近頃忘れることが多くなったので、感想を書いておこうと思う。惹かれるのは圧倒的に あのメロディである。そのほかの感想を書く。(1)人は、他の人を助けようとすることで、自分…

納得できる不倫もある-「ロゴスの市」を読んで

乙川優三郎「ロゴスの市」を読んだ。学生時代から惹かれあい、すれ違う男女の恋愛小説である。様々な感想を持った。いい小説であった。(1)翻訳家(男)と同時通訳家(女)の仕事と苦労が良くわかった。そしてその違いも分かった気がした。どちらもすごい…