2013-01-01から1年間の記事一覧

幸せすぎるのは面白くない

佐伯泰英の時代小説「居眠り磐根江戸双紙」42巻43巻を読んで思ったことである。 同書は、2002年から現在まで続くフタバ文庫の人気シリーズとか言われるものである。 私も今年図書館から借りて、多分全てを読んだと思う。40巻以上読んだのだから面白いのは間…

全員帰還目標について

11月11日、与党の提言を入れて、政府は、全員帰還という目標を取り下げた。もともと、誰がいつ言うかだけの問題であったと思う。 年間1ミリシーベルトを目標とするなら、放射性物質を50分に1や20分の1にするのは難しいというのは明白だ。お金がか…

「原発事故対策、国が前面に」には、「村の利益」の偽装が臭う

11月11日、福島原発事故対策に国が前面に出て積極的に関与するという報道があった。自民党復興加速本部と公明党幹事長の提言受けとのことだ。 確かに事故対策が遅れているのは事実だ。しかし、一見よさそうに見えるこの方針転換は、東電の責任をあいまいにす…

サトイモ、大豊作

昨日、娘と一緒にサトイモを収穫に行きました。茎が多くかつ大きいくかつ葉も大きいので、豊作だと予想はできました。しかし、サツマイモの件もあります。サツマイモは葉ばかりが立派であまりなりませんでした。予想通り、大きな株(6つ)にいっぱい子芋が…

東京電力の株主として

今、夜の散歩から帰ってきました。株というカテゴリーになにも書いてないので、書きます。株は、退職時から始めました。退職金をもらったからです。退職金と預貯金と将来もらう年金から自分が90才まで生きるとしてかかる費用を引いた残りを妻と二等分した…

牛の命、人の命

夜勤明けで眠ろうと思い布団にもぐりこみましたが、眠るのに失敗し、起き出し仕方なくブログを書き始めました。・・・散歩に行けば良かった。 私は全ての牛の処分に立ち会いました。夫婦そろって牛を見送っていた家では、牛を乗せたトラックが発車しようとす…

近頃よんだ原発・震災関係の本

ブログを書かないで、本を結構読んでいたので、備忘のため思ったことを書いておく近頃すぐ忘れるので、印象に残ったところ・感想を記録しておくつもり。(!)小出裕章「原発のウソ」(2年前の6月発行) 幸いにして彼の言う最悪事態「水蒸気爆発」はおきて…

来年の準備ー玉ねぎ・鮭ー

昨日、今日と午前中畑へ行ってきました。玉ねぎの苗を移植してきました。種は、9月初旬に植えたものです。 2か月で約15センチぐらいに成長したものを移植します。黄色の玉ねぎ70本と紫玉ねぎ100本移植しました。本当は、黄色の方を多く植えたかった…

安達太良に紅葉を見に行ってきました。

妻と安達太良山に登ってきました。高村光太郎「千恵子抄」で有名な安達太良山です。目的は紅葉狩りです。しかし紅葉は、ほとんど終わってました。山頂を目指して登りましたが、ガスッていて360度何も見えませんでした。帰り道、野地温泉に回って日帰り入…

特定秘密保護は、国民の利益になるか

二つブログを書いて、散歩に出ました。長く続いた雨がおわり、外は青空です。「秋高し」、「秋深し」なんて言葉が本当に似合う季節ですね。外は好天ですが、心の中は「憂い深し」という感じです。「特定秘密保護法案」、それが重く心にのしかかります。 国民…

偽装・原子力村・特定秘密保護法案

近頃、高級ホテルの食品偽装事件が世間を騒がせている。誤表示だろうが、偽装だろうが、高級ホテルの目先の利益優先のためにやる行為で、国民の利益を侵害する行為である。どうしてこのことが明らかになったかは知らないが、誤表示や偽装が明らかになったか…

国会議員よ、なめられるな。ー特定秘密保護法案ー

特定秘密保護法案第十条に曰く。 「・・・・行政機関の長は、次に掲げる場合に限り、特定秘密を提供することができる」とあり、 その中に、イ、各議院または各議院の委員会・・・とある。これは、国会の国政調査権が秘密会でしか開かれないことを意味する。…

学力テストの公表について

お偉いさん方に、ブログでこんな意見を言っても、耳に届かないと思いながら・・・県知事・市町村長様。 学力テスト結果公表についてですが、教育委員会に何らか意見を言う場合、決定権は教育委員会に任せるということで、一つの意見ということで言って欲しい…

イチョウイモの収穫

畑へ行ったら、とろろ芋が全て倒れていた。台風26号のいたずらだ。そこで少し早いかと思ったが、支柱を片付け、掘ったみた。 種類は、イチョウイモと呼ばれるもので、掌の形になるものである。自分では勝手に宇宙人イモと呼んでいる。何年か前、「丸いも」…

飼いへびと「作り作られる関係」

「樽叩く餌の知らせに屋敷ヘビ梁より降りて厨房に来る」朝日歌壇に載った盛岡市の阿部長一さんの歌である。 いやー、びっくりした。野生のヘビを手なずけている。「餌だよー」って言ったら、 同居しているヘビが「するする」梁から降りてきて、台所でお食事…

首相は、靖国神社に供物も出すな。国会議員は、集団での靖国参拝をやめよ。

私の意見のうち、「靖国神社は顕彰施設」という考えは、ちくま新書「靖国問題」(高橋哲哉著)に拠っている。本日、超党派の国会議員149名が靖国神社に参拝した。それは、①憲法違反であり、②国益に反し、③平和主義否定・軍国主義推進の方向であり、④道徳…

映画「二十四の瞳」と靖国神社

「二十四の瞳」とは、昭和二十九年制作木下恵介監督・高峰秀子主演(大石先生)の映画である。私の、「平和でありたい」と思う感情的根拠=戦争は嫌だという感情の根拠になっているものの大きい2つは、「きけ、わだつみの声」と映画「二十四の瞳」である。 …

さつまいも、今年もいまいち。

軽トラックに乗って、秋の田畑地帯を走る。天気もよし。さわやかな風。つい、歌もでる 今日は、待望のサツマイモの収穫だ。 昨年・一昨年と不作であった。苗を10数本植えたのに、とれたイモが去年は多分7本。 一昨年もほとんど同じ。初めて作った三年前は…

風に吹かれて

結局散歩に行ってきました。ハテハイ様、散歩の途中で自分のコメントの間違いに気づきました。すみません。同僚の71歳の人は、16歳から所得税を払い、20歳から年金保険料を払うという間違いでした。 それからもうひとつ。私の大学入学年度は、1969…

「散り椿」と「もうひとつの余命」

葉室の「散り椿」を読んだ。良く言えば「贅沢」、悪く言えば「てんこ盛り」(悪意味かどうか良くわからぬが)とおもった。男同士の友情物語でもあり、男と女の愛情物語でもあり、中心人物の一人の甥っ子の成長物語でもある。藩の政治権力争いでもあり、剣戟…

「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」を読んで

橘玲という人の本。感想の第一は、分からなかったということ。8割方分からなかった。中高生時代、数学など、なんでそうなるの?とわからなくて自分の頭にがっかりしたことを思い出した。嫌な気分。 感想の第二。 分からぬながらも、安心したこと。 アベノミ…

近頃いいこと

3時間ほど寝ておきました。やはり睡眠不足がきいているなあ。・・・今日書いた「あやしうこそ・・・」の文章です。思いついたまま書いたので恥ずかしいが、これも俺ということで残す。近頃聞いた良い話を書きます。 在特会の「ヘイトスピーチ」への京都地裁…

あやしうこそものぐるほしけれ

夜勤明けの散歩をしながら頭に浮かんだよしなしごとを書いてみようと思った。 小学校のそばでほっとした。前に「ホシを見つけたら、警察に連絡する」と看板のあったゴミ置き場である。ゴミ出しのルールを守らない人に対しての警告である。嫌な気持ちになった…

「許されざるもの」を見てきました。

面白くなかった。どうしてこんな映画作ったんだろうか。西部劇は、悪者をやっつける痛快さがあるんだけれど、それもない。 まあ、アメリカ映画の活劇好きの人に向けてつくったのかなあ。帰りに、宮城県南部の海岸沿いを帰ってきた。亘理・浜吉田・坂本あたり…

高度成長時代より今の方が良い。「霙」を読んで

夜勤明けのボーとした頭に、地方紙で気分の悪いニュースが飛び込んできた。大阪市教委が市内の全小中に全国学力テストの結果を公表するように迫るという」記事である。どうせ裏には、橋本市長がいるんだろうけどね。 先の静岡県知事の、成績の悪い学校の校長…

脳死生体移植は殺人ではないのか。渡辺淳一「ダブルハート」を読んで。

渡辺淳一の「ダブルハート」を読んだ。渡辺氏は、野口英世の話や失楽園はよんだが(あと「阿寒に果つ」、そのほか少々)、医者の目で見た医学界のことについては、今回が初めてだ。 「ダブルハート」は、心臓移植の話だ。1968年の札幌医大の日本初の心臓移植…

田舎道を歩きながら

夜勤明けで、久しぶりに昼の散歩に出た。夜勤と言っても断続的に4時間はねている。大根・白菜がだいぶ育っている。その傍らで、なすが枯れ始めている。夏から冬へ、野菜も、その主役を交代させている。消費税8%が決まった。法人税減税方針も決まった。貧…

立山黒部アルペンルートに行ってきました

一泊二日で立山黒部アルペンルートに行ってきました。福島県からですのであわただしい旅行でした。紅葉にはまだ早かったですが、一番高い室堂から見た立山連峰は美しかった。空の青、山の白・赤・緑・茶の模様は、とても素敵でした。自分の老いも感じた旅で…

積極的平和主義とは何ぞや?

安倍首相は、国連総会で日本はこれから、「米国と一緒に積極的平和主義」でいくと言ったらしい。「積極的」になんていうと平和に一生懸命なんて感じを受けるが、平和主義の真逆なのだと思う。アメリカと一緒にということだから、現在ある条約・法律で言うと…

今日は良い日だ。キツネを見た。

今散歩から帰ってきた。最後の最後に何と、キツネとであった。家から50メートルもあるまい。初めは、大きな猫あるいは小さな犬かと思った。猫と違って足が長い。犬と違って尻尾がふさふさと長い。体型はスラリとしてしている。 思わず俺は、「おまえキツネか…