2015-01-01から1年間の記事一覧

25人の「戦争法案反対」とお願い

8月30日、全国の運動に連帯して、地元での街頭集会に参加してきた。勿論、安保法制反対の集会である。 それぞれプラカードを持って、道行く車や歩行者に訴える方式である。プラカードは、「安倍政治許さない」「戦争法案反対」「立憲主義を守れ」「戦争反対…

ヨハン・ガルトウンクさんのインタビューに思う

本日の朝日新聞に、「積極的平和の真意」と題して、ノルウエーの平和学者ヨハンさんの インタビューが載っていた。彼の主張をまとめ、私の感想を書く(1)まとめ a.私の言う「積極平和」と安倍政権の「積極的平和主義」はまったく異なる。「積極平和」は…

ヨーロッパで感じた農民や労働者の権利

題名のような大きい話ではありません。 私のヨーロッパ旅行の小さい経験で感じたことです。パリからモンサンミッシェルに向かっていた時です。ガイドさんが、「今情報が入りまして、ノルマンジー地方(モンサンミッシェルも含む地域)で畜産農家が価格値上げ…

いつまで謝罪すればいいのか

安倍談話には、「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子供たちに、謝罪を続ける宿命を負わせてはなりません」という文言があります。 私は、安倍氏のこの認識はおかしいと思います。あの戦争にかかわりのないと言うのは、あ…

安倍談話を読んだ感想

朝日新聞で安倍首相談話全文を読んだので、その感想を述べます。(1)一応「侵略」「植民地支配」「痛烈な反省」「お詫びの気持ち」「深い悔悟」 という「言葉」が入っていて安心した。これらを入れないと、中韓欧米から非難され国益を損なうので、一安心し…

再稼働恥念日

今日鹿児島県川内原発が再稼働を始めた。今「臨界」に達したとテレビが報じた。トラブルはないとのことだ。あちこちの報道を見ていると (1)避難計画のずさんさ、不完全さ、自治体に任せると言う政府の無責任さ (2)政府と原子力規制委員会と電力会社の…

警察は怖かったー青春の思い出

1970年私は仙台の大学の2年生であった。寮生であった。 合同寮祭というのがあった。仙台市内の各大学の寮と看護学校の寮が合同で行う文化祭である。その行事の一つが仮装行列である。それぞれの寮が仮装をして仙台市内を練り歩き 評価をしてもらうので…

映画「日本の一番長い日」感想

デモに参加する前、場末という感じの映画館で上記の映画を見た。昭和20年8月の終戦決断とその前後の激動を描いた半藤一利原作の映画化である。 原作は、聖断が下った後、青年将校の動きを抑え玉音放送に到る動きを中心に描いたような印象を受けたが(昔昔…

仙台で叫んできたぞ

昨8月9日、「SEALDs東北」主催の安保法案反対のデモに参加してきました。 その報告をします。 (仙台では写真撮影に失敗したので家で撮ったもの) 気の早い私は、4時集合なのに3時20分ごろに集合場所に行きました。いた人は30人前後かな。主催…

日本人は多く死ぬな

今日の朝日新聞への15歳の高校生(米国在住)の投稿を見て「日本人は多く死ぬな」と言う言葉を思い出した。この言葉は、ヨーロッパ旅行初日のホテルでの同じツアーの人から聞いた言葉である。 (泊まったホテル) ドゴール空港近くのホテルでの朝2時ころ、…

酷暑の贈り物

暑い。まったく暑い。 ヨーロッパ旅行から帰ってから恨めしくなるほどの晴天続き。毎日花と野菜に水かけの日々である。朝晩約60リットル、4本のポリタンクで水を運んでいる。早朝や夕方であるがそれでも汗はだらだら流れる。 草もぼうぼうである。10日…

ローテンブルクの朝に

(朝日のあたるローテンブルグ市庁舎) 初めてヨーロッパ旅行に行ってきました。9日間の旅行の終わりに思ったことは、これから日本は、世界に伍して何で儲けて食べていけばいいのかと言うことでした。と言うのは、回ってきたフランス・ドイツ・スイス、それ…

フランクフルト空港にて

9日間の旅を終えて、フランクフルト空港から帰国の途に就くとき 、私の得意の失敗が起きました。それは免税手続きの時でした。ガイドさんに連れられて免税手続き場所に行って、パスポートをだし、OKをもらって来たところに、妻が飛んでやってきました。私…

ドゴール空港近くのホテルにて

ヨーロッパ旅行の初日、ドゴール空港の近くに泊まった。成田では、ユーロの小銭がもらえないので、枕銭のためホテルの飲み屋で水を買うことにした。ところが哀しいことに言葉が通じないので、ペットボトルを持っていったら、水を恵んでくれた。しょうがなの…

現在の日本は、積極的に国際平和に貢献している

安倍安保法制に賛成の人は、「一国のみの平和追求ではまずい、積極的に国際平和に貢献すべき、そのために自衛隊を海外へ」と言います。この場合、(1)現在の日本が一国のみの平和を追求している国か、(2)自衛隊を海外に派遣することが、国際平和に役立…

米国に基地提供以上の協力をする義務・利益はない

安倍安保法制に賛成の人の中には、「日本のために米国の若者が血を流す、それなのに日本は何もしないでいいのか」という人がいます。この場合考えることは、まず(1)「米国は日本の利益のために行動する」ということことが正しいかどうかと言うこと、次に…

日本は、とっくの昔から戦う国になっています。

安倍安保法制が衆議院を通過しました。この段階で今まで言ってきた自分の考えをまとめておこうと思います。それを安倍安保法制に賛成の人の意見に反論すると言うかたちでまとめておこうと思います。今回衆議院を通った安保法制に賛成の人の中には、「国の独…

決める時には決めよう

今午前4時です。 昨日わが町も最高気温36.1度を記録しました。低く雲が垂れこめて放射冷却の効果は少なく、現在室温は、29.3度です。寝苦しくて午前2時ごろに目を覚ましてしまいました。今日はどうやら衆議院の特別委員会の採決が行われるようです。「平和…

衆議院解散を、好き勝手、毒毛虫、

時事通信によると、今日都内の講演会で安倍首相は、「安保法制についての総選挙は全く考えてない」と言ったそうだ。 前にもブログに書いたが、首相が真面目な人なら衆院解散・総選挙をすべきである。安保法制は、国論を二分しているからである。憲法の専門学…

南相馬市議会が安保「廃案」の意見書を可決

今朝の(7月3日)の朝日新聞の福島浜通り版を見ると南相馬市議会が2日、安倍内閣が5月に閣議決定した「国際平和支援法」と「平和安全法制整備法案」の廃案を求める国の意見書を可決したとの記事があった。意見書では、この2法案を「歴代自民党政権が憲法上…

安倍安保法制「戦争法案」に反対する長歌

今日7月1日は、昨年集団的自衛権行使容認と言う憲法解変更が行われた日でした。その後、これを法律化する動きがあり、安倍首相は米国に、この法案を8月まで成立させると言う約束をしてきました。今国会でこの法案の審議が進み、今や採決をいつにするかと言う…

近くて遠い「千鳥ヶ淵」と「靖国」

私は国会議事堂を目指して皇居を反時計回りに歩き始めた。深い濠だなあ、江戸城は巨城だ。巨大権力だ。それを明治維新後、天皇を担ぐ権力が受け継いだ。ちょうど和気清麻呂像があった。國体護持なんて旧字体で書いてあった。彼もまた天皇を担ぐ権力に、担が…

今回の旅も色々失敗したぞ

学生たちの戦争法反対集会への参加だけを決めて、上京したこの旅行であったが、いつも通り、失敗の連続であった。行く前に、妻に「富山で迷ってる人が東京で迷わないはずない」と断言されて、痛いとこ突かれた。思い出した。そう、富山駅前で旅行地図を見な…

学生を、若者を応援しよう

念願の国会前、安倍安保法制反対の集会に参加して今自宅に帰ってきました。 SEALDSという、学生主催の抗議集会です。まずは、午後4時ころ、下見に国会議事堂前に行きました。何せ、国会議事堂は、これまでバスの中からの遠望だけの存在でしたので。しか…

9条の会ニュースを配りながら

わが町にもいつの頃でしたか、民主主義や平和主義に危機感を持った仲間たちで、9条の会が作られました。賛同者は、40名〜50名はいたのですが、実質は、数名が機関紙を発行する程度でした。活動が活発になったのは、第一次安倍内閣成立の時でした。安倍内閣が…

奇妙な話

憲法学者のほとんどが、安倍安保法制は、憲法違反と言う。それに対して、政府は、この法制は合憲であり、合憲・違憲は、憲法学者が決めることではないと言う。合憲・違憲については、憲法学者が専門家だろう?専門家の意見を無視している。一方で政府は、原…

国民投票または総選挙または野党議員の辞職を要求する

国会で安保法制の議論が始まった。国会とは、当り前のことであるが、議論の末多数決で法律を決めるところである。多数決とは、国民の多数意見で物事を決めることである。現議員が、安保法制に賛成か反対かで決められたなら、その国会議員の議決は正当である…

いい人生だなあ、いい映画だなあ。ー映画「鉄道員」を見て

何年かぶりで、「鉄道員」をみた。NHKBSプレミアムでの放映である。幌舞駅長佐藤乙松は、鉄道員の仕事に頑固に業直に従事する。そのためというばかりでもでもないだろうが、生まれたばかりの自分の娘を失い、妻の死に目にも会えない。彼は、さびれ切った町の…

名作寅映画「寅次郎、相合傘」の本当と冗談と嘘

近頃の安保法制の気分の悪さから気分直しに、寅さんの名作でも見るか、と言うことで 寅映画を見た。山田監督が、聴かれて渋々答えた、監督の一番好きな映画「相合傘」。私が一番好きなのは、最後の「紅の花」次が「口笛を吹く寅次郎」その次は「柴又より愛を…

自民党の『「平和安全法制」に関するQ&A』への疑問・批判、そして総選挙を要求する。

(1)集団的自衛権をあたらしく認める根拠は、「安保状況の一層の厳しさ」と言っている。(前文、問1、問2、問5、問17、問28) 悪化は、いつと比べてか、米ソ冷戦時代、日中国交のない時代よりも悪化したと言えるのか?私は改善したと考える。冷戦時代や…